エキサイト
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えきさいと
エキサイトには複数の意味を持つ。
- 興奮状態のこと。英単語が元だが本来は「興奮させる」という他動詞であり、興奮していることを言いたい場合は「(be)Excited」(興奮させられている)と受け身表現にする必要がある(「Exciting」は興奮するような物事に対して使う)。
- 仮面ライダーウィザードのウィザードリングによる魔法のひとつ。ここで記述する。
- 『仮面ライダーエグゼイド』のOP主題歌「EXCITE」(歌:三浦大知)。
- ソウトウエキサーイエキサーイ → アロワナノー
- 翻訳したいならこちら → Excite
- 超!エキサイティン!したいなら → バトルドーム
- アウタースペースのミッションでエキサイトするなら → 亜空大作戦スラングル
それは『仮面ライダーウィザード』第20話でのことである。
面影堂の主人にして魔法の指輪職人である輪島。この日は妙に調子がよかったらしく、いっぺんに2個も完成させた。
晴人が早速試してみたところ…
その内のひとつ「エキサイト」を使用後、筋肉モリモリマッチョマンのへんt…もとい晴人が画面に映っていた。
ま…ほう…?
本番はここからである。
その回で正体を表したファントム・ベルゼバブ。ウィザードに変身してさあこれから戦うぞと行ったところで…
「こいつを使ってみるか」
\エキサイト/
もはや骨格が変わっているレベルでパンプアップして見上げるほどの巨体となり、あっという間にグールを叩き潰したのである。
実際、こんな魔法アリなのか?
元々魔法とアクションを組み合わせたまったく新しいライダーとは言え、どこが魔法だと言わんばかりの物理ぶりだが、実はこれが意外に由緒正しいものだったりする。
RPGの元祖中の元祖『ダンジョンズ&ドラゴンズ』には「テンサーズ・トランスフォーメーション」という呪文(魔法)が存在する。
これを用いて筋力強化の呪文を封入したポーションを飲み干すことで、なんとあっという間に筋骨隆々の偉丈夫になり、前衛職とまったく遜色ない戦いぶりができるようになるのである。
その代わり頭の中までフィジカル重点になり、魔法使いとしての能力はその間失われる。まあ、言うなれば追い詰められた魔術師の最後の手段的なものである。
そもそも東映特撮的には魔法戦隊の緑がほとんど同じことをやってるので、既に通り過ぎた道である。
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