概要
完璧・無量大数軍（パーフェクト・ラージナンバーズ）のリーダー格で「完武」の異名を持つ完璧超人。
夢の超人タッグ編に登場したビッグ・ザ・武道（＝ネプチューンキング）とほぼ同じ容姿をしているが彼とは別人であるらしい。
それどころか勝手に首領を名乗り、自分たちを弟子呼ばわりしていたネプチューンキングを軽蔑している。
容姿については、ビッグ・ザ・武道同様の剣道着をイメージした衣装を纏っており、面から覗く目は血走っている。また常に自決用(自分以外の完璧超人も使う)の炎を纏った竹刀を所持している。
性格は他の完璧超人同様、正義や悪魔など他派閥の超人を「下等超人」と呼び見下しているが、ザ・魔雲天の気骨に武人として敬意を払う一面も。
敗北したマックス・ラジアルが完璧超人の掟に従い自害した時も、その潔さを称えていた。
一方で途中までは間違いなく勝てていたのに、慢心した結果引き分けにまで追い込まれた挙句死亡したマーリンマンを侮蔑するなど、同じ完璧超人にも妥協を許さない。
その怪力は並みのモノではなく、巨体を誇る魔雲天を片手で軽々と持ち上げてみせた。
また、相手の超人を弱体化させ人間にしてしまったり、チームメイトであるピークア・ブーの記憶を奪い精神を赤ん坊まで退化させるなど、様々な能力を持っている。
戦闘スタイルはビッグ・ザ・武道のように竹刀は使わず、ひたすら己の肉体で戦う正統派スタイル。
7人の悪魔超人たちがたびたび口にする「あのお方」とははるか大昔から因縁浅からぬ間柄であるらしいが、彼の正体を口にしようとしたところを魔雲天の最期の力でリングもろとも奈落へ落下してしまったため、その詳細は今のところ不明。
必殺技
- 完武・兜砕き 頭部をブルドッキングヘッドロックのように捉え、自分の膝に当ててその膝を抱え上げ、そして一気に膝を叩きつける技。その威力はザ・魔雲天の頭部を完全に粉砕するほど。
- 零（ゼロ）の悲劇 超人を人間にしてしまう技(？)。この技でタイルマン・ベンキマン・カレクックは無力な人間に変えられてしまったが、ザ・魔雲天は悪魔超人としての誇りと意地でこの技を無効化している。
- 武道岩砕クロー 全身岩でできている魔雲天の顔面を削り取ってしまうほど強力なクロー
- ワンハンド・ブレーンバスター 片手で行うブレーンバスター。テリーマン曰く片手で行っている為威力はテリーマンのブレーンバスターとはワケが違うらしい。
その正体について
太古の昔に起きた超人界の悲劇について知っていること、数十万年生きてきたネプチューン・キングに対しての態度などから、古代の時代から生きている超人であることがわかる。
またネメシスの語る完璧超人誕生秘話の中で登場した「神から超人に身を落とし完璧超人を育成した元超人の神」こそが彼の正体ではないかと推測されている。
