「超人の要らない世界を造るのが俺たち正義超人の役目だ!!」
概要
フランスの超人。超人強度20万パワー。身長325㎝、体重3.5tの巨体(地味に巨漢超人の代表格のザ・魔雲天やサンシャインよりデカくて重い)だが、こう見えて実は超人オリンピック出場時には16歳(肉世界では正義超人は14歳で一人前らしい)。
一度も試合は描写されていないが新章では無量大数軍相手にも臆することなく立ち向かう勇敢で高潔な超人でもある。
第21回超人オリンピック予選では「世の中には勝利よりも勝ちほこるにあたいする敗北がある」で有名な恐怖の新幹線アタック競技に最初に挑戦、最高記録の博多を叩き出したことで有名。しかし、次なるローラースケート競争でゴール寸前にザ・フィッシャーズに襲撃されて予選敗退、敗者復活戦に挑むもベンキマンの体の中に流されてしまう。
その後、キン肉マンがベンキマンの体内にパンツを流したことで水が漏れ始め、ベンキマンの体からカニベース共々吐き出された。
それからはほとんど出番が無かったものの、キン肉星王位争奪編では大阪に駆けつけるテリーマンやジェシー・メイビアと共に正義超人たちの中にしれっと混ざっていた。
新シリーズではストロング・ザ・武道相手に恐れることなく果敢に挑みかかったが、零の悲劇を食らい人間にされてしまった(なお人間としての姿はメタボ体型なハゲたおっさんの様なものであった)。現状出番はこれっきりだがカレクックやベンキマンが元に戻っていたのを見るにおそらく彼も元の姿に戻ったと思われる。
『ぱちんこキン肉マン 夢の超人タッグ編』ではオイルマンと「高速武器庫コンビ」を結成していた。
余談
2017年3月11日、焼き物・タイル産業が盛んな岐阜県多治見市をPRしようと、地元の若手有志がJR多治見駅前にタイルマン像を制作し、原作者の嶋田隆司も式典に参加した。
新章にてストロング・ザ・武道に対し上記のセリフを言うも武道から「綺麗事ばかりほざく正義超人界の中の雑魚」と吐き捨てられていたが、武道の正体の事を考えるとタイルマンの発言はこれ以上ないまでに核心を突いた発言であったりする。
その為、一見すると「未知の強敵に何も出来ず無力化されるかませ犬」のように見えるあのシーンも実際には大きな意味を持つシーンでもあったと言えるだろう。
老害とならず武道がこれを受け入れることが出来たらこの時点で始祖編は終了していた可能性がある。