本作品の世界において、アテナの聖闘士たちの総本部とも言うべき場所である。
ギリシアにあると設定されているがその場所は結界が張られている上に周囲は歩行が難しい難所となっている為、一般人は先ず立ち入れない。
但し周辺の村々の住民は一応存在を知っている模様である。
聖闘士やその訓練生達の他、雑兵や多数の職員も常駐している。
施設
敷地内には訓練などに使われる闘技場や白銀以下の聖闘士が住む住居(社宅のようなものか)・死亡した聖闘士達の墓地が存在し、その上の山のような場所に黄金聖闘士が守護する十二宮・その上部に教皇の間・最上部にアテナ神殿がある。
また教皇が星を見る高台の施設「スターヒル」もある。
Ωにおける聖域破壊
『聖闘士星矢Ω』の敵・マルスはアリアの光の属性の小宇宙などを利用して聖域全体ごと、十二宮を完膚なきまでに破壊してしまった。
今までの強大な敵もこのような破壊方法を取った事がなかったのだが、マルスは自陣に引き込んだ聖闘士達や聖域の職員に対しこの破壊行為が「光牙・蒼摩・龍峰・栄斗・ユナ」の青銅聖闘士5人によるものと喧伝し彼らを抹殺する様指示している。
十二宮では過去に黄金聖闘士レベルの派手なバトルも多々行われており、その際に各宮の天井などがぶち破られたり階段が崩壊したりレベルの損壊はあったものの十二宮全てや聖域全体が損壊することはどんな激しい戦いでもなかった。
こうした過去の歴史や少し前の戦いを知っていれば(いくら同世代では強い方とはいえ)駆け出しでまだ白銀聖闘士もすんなり倒せないレベルの青銅聖闘士にこのような行為は不可能と分かるハズである。
しかしこうした話を知っている前世代の聖闘士は既に多くが死亡しており、生きている者も裏切ってマルスにつくか青銅一軍のように事情で既に前線を退くかしていた。また若手で気概のある者やかつての青銅二軍でもマルスに逆らった者達は既に監禁もしくは殺害されていたので、残ったのは何らかの洗脳処置を受けた者か元々悪だった者或いは相当おつむが残念な面々のみであり全く疑っている様子は無かった。
二期では沙織の復活により原状回復がなされている。