ダゲキ
だげき
基礎データ
ずかん | No.539 |
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英語名 | Sawk |
ぶんるい | からてポケモン |
タイプ | かくとう |
たかさ | 1.4m |
おもさ | 51.0kg |
とくせい | がんじょう / せいしんりょく / かたやぶり(PGL) |
概要
ポケットモンスター『ブラック・ホワイト』バージョン(第五世代)にて初登場。
名前の由来は「打撃」+「鬼」。
ナゲキもそうだが、本来は第4世代で登場予定で、名前からも分かるようにもう一つのモチーフは鬼であり元々は角があった。
が、デザインの関係上鬼がボルトロス、トルネロスになったため角が無くなったという裏話があったりする。
空手家のような姿をしており、片方の眉毛がないのはおそらく、
空手で牛を殺せる人でお馴染みの大山倍達が片方の眉毛を剃って山篭もりしたというエピソードからと思われる。
早い話が"空手バカ一代"だ。
なお、ナゲキが寸胴で小さい体つきに対し、ダゲキがひょろ長い体つきをしており、
ナゲキ・ダゲキが並ぶと、なんとなくどこぞのAAを思い出す人もいるとか。
サワムラー? __
エビワラー? /ダゲキ\
/ ┏━━ | ___ カポエラー?
知らないな ( ●┃( ●) .| / ナゲキ \ カイリキー?
l(__人__) | /━━┳━━ \
. {` ⌒´ |/ (●).┃ (●) \ 知りません
{ / | (__人__) |
,-、 ヽ ノ、\ ` ⌒´ ,/__
/ ノ/ ̄/ ` ー ─ '/>< ` ー─ ' ┌、 ヽ ヽ,
/ L_  ̄ / _l__( { r-、 .ト
_,,二) / 〔― ‐} Ll | l) )
>_,フ / }二 コ\ Li‐'
性能面
序盤で手に入るポケモンとしては異常に高い攻撃(125)と高めな素早さ(85)の高ステータス。
今作は強敵にあくタイプやはがねタイプが多いので活躍の場も多く、あんな強敵やこんな強敵をいとも簡単に粉砕してくれるぞ。
おまけに特性がんじょうのおかげで、苦手な飛行タイプにもカウンターで返り討ちに出来る(ただしせいしんりょく持ちもいるので注意)。
逆に、序盤の草むらでコイツに全滅させられかけた人も少なくないとか…。
耐久面はほぼがんじょうで何とかなっているので、対戦用で粘る個体値はASだけで問題無い。
性格はようきかいじっぱりの2択。特性のおかげで全振り出来るとはいえ、散々調整先に上がっていた素早さなので攻撃補強の出来るいじっぱりのほうが良いかもしれない。
技はタイプ一致の「インファイト」と相性補完の「ストーンエッジ」はほぼ確定。
インファイトはLv49で習得できるので、ストーリー終盤で丁度いい場面に役に立つ。
タイプが被るが素早さが上の相手を狩れる「ローキック」や、ねこだまし対策の「まもる」、がんじょうを更に有効に使える「きしかいせい」「カウンター」等がある。
その他「どくどく」「ちょうはつ」、天候変化技も覚えてしまうので変わった事がしたい場合はあり。
ちなみに「メロメロ」も覚える。
またBW2で新たに3色パンチを習得。がんじょうで耐えてかられいとうパンチでガブリアスを狩ることも可能になった。
ただしオノノクスは2倍止まりで、且つ頑丈も型破りで無効化されるので相手は厳しいか。
そして新作「X・Y」にて自身と相性の悪い「フェアリータイプ」の出現により、弱点をつける「どくづき」も技の候補として挙げられるようになった。
アニメでの活躍
アニメ『ポケットモンスター ベストウイッシュ』では、ドンバトルにてトレーナー・ケニヤンの手持ちとして初登場。
声優は古島清孝。モンスターボールから出た際は、毎度正座で登場する。
対戦相手はアイリスのエモンガ。エモンガのメロメロを拳(インファイト)で破壊し、更に「ビルドアップ」で筋肉を増強させ視聴者に強烈なインパクトを与えた。ダゲキさんまじ漢。
しかしアイリスの作戦の前に敗れてしまった。
フキヨセジム戦後、ケニヤンと再会した際にも登場。
その翌回のドンナマイトにもケニヤンはダゲキを使用ポケモンにして出場。初戦のすいすいを駆使するエドモンドのガマゲロゲを撃破している。
二回戦ではデントのヤナップと対決。ドンバトルみたくヤナップの「タネマシンガン」を「インファイト」で全て弾き、デントにテイスティングタイムの隙を与えない程の猛烈な格闘技のラッシュを浴びせ勝利する。
準決勝ではベルのエンブオーと対決。エンブオーのパワフルな攻撃を上手くかわしながらも重い一撃を着実に与え勝利する。
そして決勝戦・・・優勝候補・「マサオミ」の手持ちとして対関係にあたる「ナゲキ」との夢のバトルが実現。
パワーとパワーのぶつかり合いの末、見事勝利を収めている。
ドンナマイト全体を通し、軽やかなフットワークに格闘技のモーションのキレ、倒した相手に対し礼儀を尽くす仕草等、ダゲキの活躍は視聴者を大いに盛り上げたことであろう。