概要
株式会社DKから、イラストレーターの青猫氏によって描かれた、主に○○男子と銘打って販売されているLINEスタンプシリーズに登場する男子たちの総称、並びにコンテンツ名の事である。
心の声系男子をはじめ、毒舌男子・ゆるオタ男子・かまって男子・塩対応男子など様々な個性を持った男子たちが数多く登場している。男子たちのやりとりが面白可愛いとLINEスタンプを中心に人気。3コマ漫画やプチアニメなども展開中。現在そのスタンプの数は70種近くまで存在する。
2019年のクリスマスにノベル化が決まり配信開始。2020年の2月で4周年を迎え、待望のボイスが(一部の男子に)ついた。
LINEスタンプ以外の展開
マンガシリーズ
青猫による描きおろしのマンガシリーズが不定期で投稿されている。
また、pixivの公式アカウントでも纏めたバージョンを見ることが出来る。
ショートアニメシリーズ
株式会社DKの公式YouTubeチャンネルにて、
自社制作によるショートアニメシリーズを公開している。
グッズ
SUZURIではステッカー等、BOOTHでは描きおろしアクリルフィギュアを販売している。
誕生日ケーキ&マカロンシリーズ
2019年から、該当する男子の誕生日に合わせて、
アニメキャラのプリントケーキ通販で有名なPRIROLL~プリロール~から描きおろし特典缶バッジ付きプリントケーキ&マカロンが販売されている。
ノベル版 ○○男子project-ようこそ1年A組へ-
2019年10月にノベル化配信決定が告知された。
ノベル版の著者は、喜多南・石原宙・葉巡明治。
挿絵は青猫。監修は株式会社DKが担っている。
ノベル版は2020年2月現在、電子書籍のみの配信となっており、
電子マンガ・ノベルサービス「ピッコマ」にて配信中である。
ノベル版あらすじ
場所は個性豊かな男子が集うDP高校1年A組。
春も過ぎ、繰り返す日常に退屈を覚え始めた母倉心の前に現れたのは
彼の『心の声』に反応する1人の男子だった。
「ねぇ心。オレの成仏手伝ってくれよ」
幽霊男子との『出会い』がA組男子の日常に色を差す。
体育祭に文化祭、真面目もおふざけも何でも全力!ちょっぴり拗らせていても、
やっぱり素直。みんなバラバラでどこか不器用な、
そんな22人の男子と幽霊男子が巻き起こす、笑って泣ける青春ストーリー!
<ピッコマ作品概要より引用>
キャラクター
主に登場する男子たちは皆、高校生である。
ノベル版配信決定と共に今まで○○男子と紹介されていた男子たちの名前が発表された。
(※)名前が公表されたのはノベル版の登場男子たちのみである。無口ぇ...
DP高校
主要男子メンバーが通う公立高校。
「自分の色を出していこう」といった校風で、
制服や頭髪等、校則は中々に緩いようだ。
他県から来ている生徒や留学生に向けた寮なども設備している。
1年A組
CV:山下大輝 <特別版ノベルPVにて>
心の声がまるはだか!本音と建前がテキトーな男の子。
○○男子projectのスタンプとして最初に登場した男子である。
それ故か、誕生日が○○男子projectの開始記念日と一緒の
2月10日となっている。兄に大学生の母倉悟(オカン系男子)がいる。
ノベル版では、心の声が相手に聞こえる事からノベル版オリジナル男子のレイと
心を通わせる主役的ポジションに抜擢されている。
CV:村瀬歩 <特別版ノベルPVにて>
素直で正直な、愛ある毒多めの男の子。
常に淡々としており、言葉を選ばないバッサリとした発言が
場を凍らせることが多々あるが、それが彼なりの気遣った言葉であったりと、
優しい一面も兼ね備えている。後述する五井や大構、双子に懐かれている。
大構曰く、「あれで、ほんとはめちゃくちゃ良い奴なんだ!ツンデレみたいな感じ!」
三度の飯よりプリンが大好きである。
CV:--
ヤバい!マジか!ボキャブラリーが貧相な男の子。
じっとしているのが苦手で、勉強も身に入らない。休み時間になる度に
人との会話を楽しんだり、ジェスチャーのみで海外の人と意思疎通するなど
コミュニケーション力がヤバい。
毒島の毒舌を無効化する能力があるのか、よく行動を共にしている。
なんかカッコイイから世界史とカブトムシが好き。
こんな調子だが、幼い弟と妹がいるお兄ちゃんでもある。マジか。
CV:--
ネット上でよく見かける用語を使う、ゆる~いオタクの男の子。
普段はインドア派をうたっているがいるが、愛好している
『魔法少女にゃんにゃん』に関わる事柄やオタク的ロマンスを感じる事であれば、
とてつもない行動力を発揮する。元中二病患者なので、田中と仲がいい。
発売されるスタンプの数を重ねていく毎に、
廃課金兵である言動や、ガチガチな推し活をしている様子が見られる事から、
ゆる(い)オタ(活)とは・・・?とファンから疑問を持たれている。
CV:--
年中五月病。ちょっぴりネガティブな男の子。
やる気とか根性とか、若者に求められるそういう熱っぽいあれこれは、
すべて母親の腹の中に置いてきた。肯定男子の肯多とは中学生の頃からの友人で、
よく世話を焼かれている。
やる気がないからといって思考を放棄しているわけではなく、
彼なりに将来の事など、周りの事を真剣に考え苦悩している様子が
ノベル版の彼が主役となる話から知ることが出来る。
CV:--
NOとは言えない、全肯定・イエスマンな男の子。
彼にかかればなんだって肯定される。
協調性抜群で誰にでも好かれるタイプだが、何でも肯定してくれるので、
ひそかに陰で人をダメにする男子とも呼ばれている。
まさか、気無の無気力の原因って...?
逆に相手を肯定しすぎて自分も同化してしまう事もある。
2018年のバレンタインとホワイトデーで小田倉にとんでもない勘違いをさせる。
他にも漫画での桜にはしゃぐ田中に対する言動や、ノベル版での気無の運搬方法などから
一部のファンには皇帝(こうてい)と呼ばれたり呼ばれてなかったりする。
CV:--
選ばれし者だけが使役することを許された、波動生命体。
意味深に前髪で右目を隠し、意味深にケレン味のあるポーズをとる彼は、
中二病男子である。
クラスメイトとは意思疎通が取れていない様子がしばしば見られるが、
彼の言動が分からなくはない小田倉がやれやれ仕方ないといった様子で
彼の戯言に付き合っている。
小田倉とは別に、同じ趣向の仲が良いチャット仲間がいるらしい。
CV:前田誠二 <特別版ノベルPVにて>
ボケ・ツッコミ・アカン時に!ノリがよくフレンドリーな、関西弁の男の子。
生粋の関西人。幽霊なんかより渾身のボケでスベることの方が怖いと思っている。
寮の部屋では同室のボケて良し、ツッコんで良しの良いリアクションをする
茨城を気に入っており、よく博多と一緒にからかっている様子が見られる。
ノベル版では、関西人としてのプライドをかけた
意外な人物との(関西による一方的な)因縁があることが判明した。
下に兄弟が4人と大勢いる。
CV:石井孝英 <特別版ノベルPVにて>
茨城弁を話す、チャラくてゆるい、やんちゃな男の子。
愛読書は「修羅美兎兄貴と夜露死苦摩さん」である。映画化もしているらしい。
成績はクラス3位と頭が良い。「いばらき」を「いばらぎ」と言うとキレる。
実は、暗い所やお化けなどの怖いものが大の苦手である。
猫好きでもあり、学校の寮で飼われている猫の「豆福」を
可愛がっている姿がよくみられる。
喧嘩が滅茶苦茶強いバイク好きの茨城とソックリな姉がいる。
CV:土岐隼一 <特別版ノベルPVにて>
博多弁を話す、ほのぼのとした男の子。音楽好きだが、マイペースで謎が多い。
寮では留学生のガブリエルと同室。一緒にお月見などをしている。
彼が軽音部で組んでいるバンドは、レコード会社のスカウトに
声を掛けられている噂もあるほどに完成度が高く、人気がある。
茨城からは出身地を文字通り修羅の国と勘違いされており、
その勘違いする様子を面白いと思っているので誤解を解いていない。
委員長のコンプレックスをうっかり踏み抜いてしまう事が多々ある。
CV:--
ちょっぴり愛想が無くて、感情表現が不器用なジト目の男の子。
クラス中がパニックで大騒ぎになっても「へぇ」の一言で済ませた猛者。
何を言っても反応が薄く、驚かせても、くすぐっても表情を変えることはほとんどない。
そんな大柄な見た目と無愛想さで勘違いされがちだが、根は優しく、
趣味は料理と裁縫な照れ屋さん。持ち歩いているクマの縫いぐるみは自作。
実はクラス内1位の成績で、万年2位の委員長から悔しがられている。
ガブリエルに懐かれており、彼は塩谷だけ下の名前で呼ぶ。
塩谷本人はなぜ懐かれたのかはよくわかっていない。
(画像右側)
CV:--
日本へ留学中。英語と日本語を使う天パでかわいい男の子。
忍者や和食など日本の文化に憧れてイギリスから来た留学生。
日本文化を体験できるチャンスがあれば積極的に何でも挑んでいく。
国境を越えた愛嬌の良さを持つ、怖いもの知らず。
ただし、納豆だけはムリ。
塩谷が作ってくれたスコーンが、グランマの味とそっくりで感動して以来、
彼にとても懐き、よく一緒にいる。
唯一彼だけが、誰も見たことのない塩谷の笑顔を見たことがあるらしい。
(画像左)
メガネ系男子(委員長)/黒縁学 (くろぶち まなぶ)
CV:--
敬語で丁寧に、優しくみんなをまとめる委員長。
個性が豊か過ぎる1年A組を副委員長と共に支える縁の下の力持ち。
クラスを見守る委員長としての立場、そして新聞部に所属しているからか、
○○男子projectの公式Twitterの更新は彼が担っている。
男子達に突撃インタビューを行ったり、
裏ルートを使って入手したマル秘ネタや写真をファンたちに届けてくれている。
真面目かつ頑固な性格から時に周りを困惑させることも。身長がコンプレックス。
ミステリー好きな文学少女の妹がいる。
(画像右)
メガネ系男子(副委員長)/茶山 透 (さやま とおる)
CV:--
敬語で丁寧に、クールにみんなをみまもる副委員長。
普段は物静かに委員長と共に1年A組を見守っているが、
隙あらばメガネについて語ってくる、メガネ大好きゾンビ。
メガネを外すと周りがざわつく程の美形であるのだが、
何故か素顔=茶山と認識してもらえない。高身長美形・運動・勉強が出来ると
かなりの好条件のハズが、本人がメガネを外したがらないこともあり、
モテない。自分が美形であることにも気づいていない。
テニス部に所属しており、同じ所属の双子によく絡まれる。
煽り男子/西園寺アオイ・イオリ (さいおんじ あおい・いおり)
CV:--
ショートヘアが兄(アオイ)で、ロングヘア(イオリ)が弟の双子の兄弟。
マンガとショートアニメの1話でODP高校に転入してきた。
悪意があるわけではないが、イタズラや人を煽るのが楽しくてたまらず、
息の合ったコンビネーションで人を煽り倒していく困った小悪魔である。
兄のアオイはイオリよりも社交性があり、お兄ちゃんぶりたいお年頃。
弟のイオリは世渡り上手だが、内弁慶なところがある。
CV:--
友情・努力・根性が合言葉!暑苦しい男の子。
カルボナアアアアアアアラ!!!!!!!!!!!!
熱井吉平は、熱血男子である。熱い男である。
部活は野球部!得意科目は体育!趣味はスポーツ観戦!
と運動一辺倒な行動力の塊で、一度熱を上げたことには周りの
声が聞こえなくなるほど、夢中で取り組んでしまう。
決して完全なる独り善がりというわけではなく、周りを思いやる事も出来る。
好物はカルボナーラで、休日によく行動を共にする尾根と食べに行ったりもする。
CV:--
やさしい叱咤激励&乙女の心を持った男の子。
仕草や口調は女の子のそれだが、男子の制服を着用しているし、
身長もあって体格も男らしい。
つまり、乙女の心を持った、オネエ系男子である。
一部の男子からは「ゆきちゃんと呼ばれ」自身もそれを推奨している。
恋多き乙女であり、今もとある人物に対して熱を上げている。
SP高校の白鳥とは幼馴染であり、幼い頃の尾根に言われて以来、
尾根の事を敬愛と親愛の情を込めて「ハニー」と呼んでいる。
流石に現在の尾根はその呼び方を恥ずかしいと思っているようだ。
CV:永野由祐 <特別版ノベルPVにて>
ノベル版オリジナルキャラとして登場した幽霊男子。
1年A組と縁のある幽霊でDP高校を彷徨っている、(学園外にも移動は出来るようだ)
心の声系男子こと母倉心の心の声に反応した事から、ノベル版の物語は始まる。
彼自身何故幽霊になってしまったのかはわかっておらず、気づいたら幽霊として1年A組の教室にいた。誰からも見えず、話しかけても答えてもらえないとずいぶん寂しい思いをしていた。
「1年A組男子みんなと友達になりたい」と願っており、
最初は心以外に認識されていなかったが、心を通して交流を重ねていくにつれ、
段々と彼以外にもレイを認識できるメンバーが増えていった。
特別PVにて、幽霊男子スタンプの制作決定が報告された。
1年B組
CV:榊原優希<特別版ノベルPVにて>
ピアスやヘアピンなど今時風の外見で、やたらと人懐こい、
常に誰かにかまって欲しい構ってちゃん男子である。
毒島とは同じ中学の出身であり、その頃からの顔馴染みであり、
なんだかんだと構ってくれるので懐いている。五井とよく張り合っている。
その個性故か、TikTokのアカウントを持っており、不定期で動画投稿をしている。
○○男子projectのバーチャル宣伝隊長を名乗っている。
同じクラスの無口と仲が良く、2人で動画撮影をしたり、
ゲームなどをすることが多いようだ。
CV:--
2019年の夏に登場した、ノベル版のレイを除くと既存男子の中では、
もっとも最近に登場した男子である。
それ故かノベル版に彼は登場しない。名前も公開されていない。
大構と同じくB組に在籍しており、黒いマスクがトレードマークの
ゲームとサバゲーが好きな、名前の通り無口な男の子。
彼の髪色はアンケート投票により決定した。
一切喋れないという訳ではないようだが、チャットやハンドサイン等の方が
得意で沢山お喋り出来るようだ。
今後の彼の追加情報が楽しみである。
SP高校
DP高校と同じ県の高校。後述の白鳥と常闇が在学している。
寮がお屋敷風だったりなど、所謂私立のお金持ち学校であることが窺える。
(画像の金髪の人物)
CV:--
自分のことが大好きな自信家な男の子。
いかにも育ちの良さそうな白い肌に艶のある金髪。
遠慮や引け目といった言葉とは無縁の天真爛漫な笑顔と振る舞いは、
自分が世界で一番美しいと信じて疑わない。つまりナルシストである。
DP高校とは別のSP高校に通っており、後輩の常闇を可愛がっている。
学年は他の男子達より一つ上だが、尾根と幼なじみ。
幼い頃は引っ込み思案だったが、尾根の励ましにより自分に自信を持つようになり、
尾根に感謝している。それ以来尾根のことを「ハニー」と呼び続けている。
常に赤い薔薇を持ち歩いており、それ用の畑も持っているらしい。
CV:--
黒魔術が好きなちょっと闇が深い男の子。
パペットを胸に抱いており、おどおどした態度。前髪で目を隠すようにしている。
白鳥の後輩であり、白鳥以外の人間とは面と向かって話すことが難しい、
対人恐怖症気味なところがある。明るい所が苦手。
オカルト研究会に所属しており、時々白鳥を黒魔術の生贄にしようとする。
持ち歩いているパペットは三体おり、それぞれに名前もあるようだ。
オカルト趣味を通じて出来た、仲のいいチャット友達がいるらしい。
その他の所属
CV:--
まるで”お母さん!”世話焼きなエプロン姿の似合うお兄さん。
母倉心の兄であるが、DP高校に教育実習生として来た事があり、
1年A組の面々とは顔見知りである。その縁から「母倉先生」とも呼ばれる。
家事全般が得意であり、人のお世話をするのが大好き。
ブラコンの気もあるのか心の事となると人が変わる。
でも、お残しは許さないぞ。
ある出来事を切っ掛けに、
とある人物から熱視線を送られるようになったが彼自身は気づいていない。
- 先生
DP高校の教師。漫画などで時々登場する。
髪を一つに結んだダンディー。
担当教科は、現国?古典?国語系と思われる。
3馬鹿(熱井・五井・心)に手を焼いている様子がみられる。
- 豆福
関西・茨城・博多・ガブリエルが生活する寮で飼われている寮猫。
元は茨城が拾ってきたらしく、毛並みの心配などよく世話をされている。
しかし、茨城のお弁当をひっくり返す罪を犯してしまう。
- 魔法少女にゃんにゃん
小田倉がこよなく愛する魔法少女。
漫画にアニメ、スマホゲームまで進出しているようだ。
とてもサイズがでかい使い魔がいる。
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すこぶる動くウサギ-同じく株式会社DKから展開されている、
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