概要
1967年4月1日から1968年3月30日まで放送された、毎日放送・放送動画制作・チルドレンズ・コーナー共同制作のテレビアニメ。モノクロ作品。
原作はムロタニツネ象の漫画『ビリビリ・ビート』(小学館『週刊少年サンデー』掲載)。不思議な力を持つ子供ピッカリビーが巻き起こす騒動を描く。また本作品の放送に合わせ、同じくムロタニによる漫画作品『ピッカリ・ビー』も、講談社の漫画雑誌『ぼくら』に連載されていた。
本作品は再放送の機会に恵まれず、長きにわたって全話分のフィルムが行方不明になっていた。が2005年6月29日にはコロムビアミュージックエンタテインメント(現・日本コロムビア)より、全53話収録のDVD-BOXも発売された。
もっとも、保管されていたフィルムは保存状態が良くない状態であり、エンディングと次回予告は現存している回のみが収録されており、また次回予告のナレーションは収録されていない。第1話のAパートに当たる「空からきたヘンなやつ」の方も同様にフィルムの保存状態が悪く、画面には常に太い縦線が映り込んでしまっており、音声も終始ノイズが出ている状態となっている。
あらすじ
好奇心から地上に降り、ポン太郎の家に住みついたカミナリの子供ピッカリ・ビー。近所の仲良しグループ「ワンパク6」(ワンパクシックス)とともに未知の世界を冒険したり、さまざまな珍事件を起こしたり、悪事を働く005ヱ門やガポネコを自身の超能力で懲らしめたりする。
声の出演
ピッカリビー:千秋ちあき
ポン太郎:加藤みどり