ここに人間はいなかった一人もな

ここににんげんはいなかったひとりもな

『幽☆遊☆白書』仙水忍のセリフ

概要

　まだ仙水が霊界探偵だった頃、当時の助手である樹と共に、BBCが山深い別荘にて巨大な取引が行われることを聞き現地へ赴く。だが、現場で、凄惨な光景を目の当たりにした。

　それは人間が妖怪相手に快楽の限りを尽くした所業であった。

　それまで、人間の平穏のために妖怪を相手にした戦いを繰り返してきた彼の中で、何かが切れてしまった瞬間でもあった。

　残酷で下劣な光景により、その場にいた人間を虐殺し、

「ここに人間はいなかった一人もな」

こう言った。

　その後、霊界探偵を辞め、暗黒天使として今に至る。

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