つみ(原神)
つみ
期間限定イベント「三界道饗祭」に登場したイベントキャラクター(NPC)。
淵下宮で負傷兵(メカジキ二番隊)たちの治療に当たっている。
負傷兵の治療のため、千灯祭という儀式を行って大日御輿で淵下宮の中央を照らす役割を果たす。
イベント序盤は臨時拠点で負傷者の手当てと、灯火の維持で手一杯な状況に置かれている。
深海ヴィシャップに詳しい一面を持っている。
友好的な性格だが現段階は疑り深く、根が悪い性格ではない様だ。
濃い青色のボブカットに海祇島の巫女と同じ巫女服を纏っている。
醜さを隠すため顔上半分を隠すお面をつけているが、これは成長の最中様々な出来事にあった過去から隠さないと人々を怖がらせてしまう理由がある。
また兵士の一人によると、たまたまお面を見せたくれた際、瞳孔は縦に伸びていて蛇のような目だったと語っている。そして他の兵士からは治療時首飾りが一瞬見えたと語ってたが…。
臨時拠点での兵士の治療中に旅人とパイモンに初めて会い、二人に状況を報告する。話が終わると内側の部屋へ帰っていった。
淵下宮の黒霧を晴らすため、旅人とパイモンに睦疎の箱を託す。
その力を試した後、パイモンが持ち込んだ血枝珊瑚の話である反応を示していた。その後つみは異変の解決を報告を臨時拠点周辺で待ち続ける。
なんとか三つの塔を活性化させて帰還し、淵下宮の機能回復、負傷者や兵隊達の避難を報告を聞いた後、今度は大日御輿の中に黒い霧が発生しており、その元凶の居場所を感知した為、対処してほしいと依頼した。
教えられた場所に居たのは、以前も出会ったアビスの使途「(自称)淵上」だった。
相変わらずお喋りな彼は、自分が深海ヴィシャップ達を唆して黒霧の発生装置を建てさせた事と、進化が早い深海ヴィシャップには人間そっくりに変化した「ヴィシャップマン」なる存在がいる説を語り、つみがヴィシャップ達の回し者である事を告げて逃げていった。
その後大日御輿の上層で旅人の前に現れたつみはそれを認め、ヴィシャップと人間は生存権を巡り殺しあう運命にあると、その前に長年ヴィシャップを苦しめてきた大日御輿を破壊すると決意する。
しかしそれが淵下宮の未来に必要ともわかっていた彼女は心を鬼にできず、悩んでると旅人は二つの欠片をつみに差し出す。それはつみが物心ついた頃からつけてきた欠けた首飾りと一致していた。そして自分がヴィシャップに育てられた過去を打ち明けると、つみは何処かへ去っていった。
事態が落ち着いた所で海祇島へ戻り、一連を心海に告げると、衝撃の事実が舞い込んでくる。
「むしろ、ヴィシャップマンや池中リザードマンというのは…小説の中にしか出てこない、ただの設定です。珊瑚宮の機密文書にも、その実在を裏付ける記述はありません。」
曰くヴィシャップマンは架空の存在。すなわち実在しないと言われ、上記の淵上も「説が事実である」とは言っていなかった。
さらに心海は最後に記録された御使いについて話す。それは両者の交流ができ、橋渡しとなることが期待されていた御使い。間違いなくつみの事である。海祇の御使いは邪神の眷属である事を表すため半人半蛇の姿をしており、後期には瞳以外人間と瓜二つになると言われる。
その御使いの彼女が幼い頃、世話係の巫女と共に淵下宮の堺でヴィシャップに襲われてしまい、行方がわからなくなった。
御使い一族は海祇の民に恩がある事、ヴィシャップと領土を巡る争いが無くなった影響もあってか、淵下宮で深海ヴィシャップと共に育ち、そばにあった首飾りと人間に関する書物で、人間の歴史や言葉を学んだ。それから時は経ち、彼女を残して淵下宮からは人間がいなくなってしまった。
ちなみに海祇島の忠実では海祇大御神第一の眷属、海祇の御使い一族である彼らは半人半蛇で祖先に力を貸し深海ヴィシャップを討伐した伝えがあり、その一族が異変を察知し淵下宮に戻ってきたと言われている。以降島では彼女が亡くなった、ヴィシャップに育てられたといった様々な憶測が飛び交った。
話をまとめると、心海とは異なる海祇の御使いの一人であったという訳である。お面をかぶっている理由はその目を隠すため、と推測できる。
以上のことから、つみに帰るべき場所を見つけられることを願う心海だった。