概要
DMM.comにて配信中のブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』に登場する刀剣男士、南泉一文字×一文字則宗のBLカップリング
双方ともに刀派・福岡一文字に属する一文字一家の刀剣男士であり、南泉からは「御前(ごぜん)」、則宗からは「南泉の坊主」と呼称されていることが回想内で判明している。
二振りを同部隊で編成に組み込むことで回想其の105『猫と隠居と歪と』が発生(時代・地域の指定なし)。
また、内番「手合せ」でも南泉一文字(初・極)と一文字則宗を組み合わせることで、通常とは異なる台詞を聞くことができる。
別名・表記ゆれ
カップリング名表記は一般的に「にゃん則」/「にゃんのり」または「にゃんごぜ」とされる。
「南則」表記に関しては南海太郎朝尊と一文字則宗のカップリングになってしまうため、作品投稿時は注意が必要。
特徴
元ネタ同士の接点
・南泉一文字の元ネタの刀剣が所蔵されている徳川美術館にも「則宗作」の太刀が所蔵されており、現在進行形で同所にて保管が行われていると考えられる(指定区分が異なるため、ともに並ぶことは滅多にないと思われる)。
また、日枝神社所蔵の国宝の則宗太刀も徳川家により寄進されたことから、こちらも徳川家所持の刀剣同士という括りになる。
・「二つ銘則宗」は足利から豊臣秀吉の手に一度渡ったとされ、また、南泉一文字は二条城会見までは豊臣家に所持されていた。こちらの則宗とも、かつて豊臣の刀だったことが接点といえば接点となる。
デザイン上の類似点
・一文字一家の特徴である、白いパンツに赤のスリット以外で赤色モチーフの装飾品を身につけている(※初の姿時)ほか、双方ともに金髪に癖っ毛という特徴がある。
・刀剣男士紋のつくりが『特徴的なモチーフの下に「一」の字が配置されている』と共通している。(他の一文字たちは中央の「一」をモチーフで囲むデザインとなっている)
余談
◾️南泉の極修行解禁時期について
・則宗の実装は2021年1月19日から開催されたイベント「特命調査 慶応甲府」であり、南泉の極修行解禁は同年10月12日のアップデート時である。
南泉と呪いのあり方に俄かに踏み込んだ則宗との回想内容と、上記時系列を踏まえ、当時一部のプレイヤーたちからは「則宗との会話(回想)内容が、南泉が修行に行くひとつのきっかけになったのでは」とまことしやかに囁かれた。
◾️回想から見られる関係性
・南泉の山鳥毛、日光との回想においては、彼らが目上であること(※道極めしもの的な観点)からやや畏まって怯えた様子を見せていたが、則宗に関しては本丸に顕現していたことを知って驚くものの、以降は素の気安い様子を見せる。
則宗との回想において、山鳥毛に一文字一家の長を譲る以前の則宗の様相を知っているらしいことを仄めかすが、その『以前の則宗』を知りつつも軽口を互いに許している関係であることが描写される。
・公式キャラクター設定にて『歪な存在を、それ故に可愛がる』とされる則宗が「一文字の中でも特に歪」として南泉のことを気にかけていることがわかる。(則宗曰くの『歪なもの』という概念が彼にとってどういったものなのかは、則宗の近侍台詞を参照)