ぶーりん
ぶーりん
ぶーりんに変身する、国分果林については当該記事を参照。
CV:白鳥由里
主人公国分果林が、ドリームトンパクトを使って変身する愛と勇気のピッグガール。
身長は108㎝。体重は108メガブーリンゴトン。
決め台詞は『愛と勇気のピッグガール、ブヒッとぶーりんにおまかせよ!』
ぶーりんにさせた張本人トンラリアーノ三世の出身星であるブーリンゴ星では「かっこいい」「美しい」とされているが、容姿は直立二足歩行の豚そのものであり、果林もテレビ番組のヒロイン『キューティーチャオ』のようなかっこいい姿がいいと断言している。
しかし、果林の性格であるお調子者でお節介に乗り易いところ。また、正義感と優しさがぴったりだったのか、街では初めて登場して以降、すぐ人気者になっていく(ただし、当初は盛大に嘲笑されたが)。
変身した後は悲鳴や掛け声が「ぶひー!」や「ぶー」といったブタ由来の物になる。
なお、果林がぶーりんである事は知られてはならず、ばれてしまった場合ペナルティとして一生ぶーりんの姿のままで過ごさなければならない。原作漫画及びアニメ版最終回直前で正体を自らばらして変身してしまった(アニメ版では、光一に何度も引き留められたため、目の前で正体を明かさざるを得なかった)ため、元に戻れなくなってしまった。その為最終回で果林が褒美で集めている真珠の力で、ぶーりんに変身する能力を失う代わりに、果林の姿に戻り(アニメ版では、そのままブーリンゴ星に行かされそうになったが、「あたしを果林に戻して」という涙の懇願を聞き入れたトンラリアーノ2世の力によって元の姿に戻った)、物語は完結した。
後日談の小説『みんなぶーりんになりたかった』(ぶっくofぶーりん)では、果林はトンラリアーノ三世から再びぶーりんに変身する能力を身に着ける事が出来、また正体がバレると一生ぶーりんのままのペナルティも無くなっている。
果林がぶーりんに変身するときは、ドリームトンパクトに「ばびぶべ、ぶーりん!」と呪文を唱える。すると鏡から豚の鼻が飛び出してきて、顔にくっつき、レオタード風の変身スーツを身にまとう(トンパクトがなくても豚の鼻があれば一応変身は可能で、自分で直接つけると服が変身スーツに切り替わる)。ブーリンゴ星から変身エネルギーを全身に受けるとまずは人の姿のままぶーりんに近づいていき、お尻にしっぽが生え、マントが出てきて胸にエネルギーが集まり「ぶ」マークがつく。頭のリボンがほどけて広がると果林は身体を体育座りの姿勢で丸まり、リボンが回転しながら球体状になって包まれる。割れると、ぶーりんに変身する。
ブーリンゴ星のエネルギーは地球人にはとても強力で急激に吸収されてしまう(変身直後は体重で地面が沈んでしまうほど質量が増えてしまう)。
その為変身後パワーを発揮するには、ランランステップで高速スイングキックをしながら元の世界まで移動し、体重の調整をしなくてはならない。
変身は別の空間で一瞬に行われており、姿が隠れていたり、他の人の視線が別の方向に集まっていれば基本的にバレることはない。
変身を解除する際は、蹄を鼻の穴にあるスイッチに入れれば元に戻る。
また鼻は、ぶーりんそのもののエネルギー源になっており、エネルギーが少なくなるとぶマークが点滅する。おまけに乾燥してしまうので、必ずトンパクトにしまわなければならない。エネルギーを充電するには、トンラリアーノ三世の鼻にくっつけてネジのように回すと回復する。逆にエネルギー切れになってしまうと、身体が小さくなってしまい、元に戻るには30個の真珠が必要となる。
基本能力として飛行能力や人間とはかけ離れた怪力を発揮し、鼻から水を吸い込んで放出することが出来る。
ぶーりんは事件や事故に合わせて、様々な技やアイテムを使うこともある。
また、自然環境を改善する能力を持っており、必要性があると勝手にトンパクトから鼻が飛び出し、果林の意志に関係なく強制的に変身させてしまう事もある。
過去にトンラリアーノ三世の父が地球の少女をぶーりんに変身する能力を与えていたことがあり、各地にはぶーりんにまつわる遺跡や伝承が僅かながら残されている。
変身時の果林の変身スーツ姿は身体のラインがくっきりしているため人気が高く、変身シーンの果林を投稿するユーザーが多い。
人間の状態でもエネルギーを吸収している描写から「実は変身途中の人間形態でもある程度強いのでは?」と想像を膨らますユーザーも少なからずいたが、結局この姿で果林が人前に出るようなアクシデントは発生しなかった。
善行を行うことで真珠が集まり、108個集めることで理想的な姿になったり、ある程度真珠を消費することでペナルティの回避や願いを叶えることが出来る。