「わたしが夏生さんの足になります!」
概要
CV:赤尾ひかる
?歳。
夏生が海底から潜水艇でサルベージした、精巧で表情豊かなロボットの少女。
元のマスターである夏生の祖母・八千草乃音子博士から受けた『最後の命令』を果たしたいと願うも、長い間眠っていたため記憶を一部ロストしている。
口癖は「高性能ですから!」。
(概要はアニメ公式サイトより)
容姿
見た目は10代前半くらいの極めて愛らしい少女の容姿をしており、身長は140cmほどの小柄な体型だがロボットだけに体重は結構ある模様。
淡い亜麻色のストレートロングヘアーをツーサイドアップでまとめており、頭頂部のアホ毛は感情に応じてピコピコ動く。
普段の服装はセーラーワンピース。
生地が薄いのか逆光で透けて体のラインが見える、いわゆる透けワンピになっていることも多い。
なお濡れるともっと透けて、濡れ透けになる。
その他の服装としてスリープモード時は下着姿となるほか水菜萌からもらった水着も必要に応じて着用する。また、胸の大きさは見た目の年齢相応……。
足はサルベージ直後は素足だったが、夏生に買ってもらったローファーを素足に履いている。
このローファーは初めて夏生から与えられたものなので、とても愛着がある様子。
性格
明るく好奇心旺盛な性格をしており「高性能ですから!」と自分の高性能ぶりが自慢。
自分の使命や任務に忠実なロボットらしくマスターである夏生の役に立ちたがる。
またロボットへの侮辱であるポンコツや蔑称であるロボ子などと呼ばれるのを嫌がっており、言われると警笛を鳴らしてロボット愛護法やロボット倫理規定を持ち出して抗議する。
一見すると感情のある普通の人間にしか見えないが夏生の義足を道具としてライバル視するなど独特すぎる思考回路を持つ。
またロボットのため言動などが外見年齢と全く釣り合わず理路整然としているのも特徴(感情的になっている場面でもAI特有の冷静さがあるため、より顕著である)。
高性能
頭蓋骨はカーボンファイバー製であり、人間より頑丈。
また人間を肩車して走ったり跳ねたり出来るなど、華奢な少女の外見に似合わず人間離れしたパワーもある。
目は高感度カメラとしても機能し、30メートルまでの防水性能もある。
必殺技はロケットパンチといっているが、腕が飛ぶわけではなくただ勢いよく飛び込みつつ殴りかかるだけの通常のパンチである。ただし前述の通りパワーがあり、ツルハシも併用してだがコンクリートの床に亀裂を入れることも容易なため万が一にも本気で殴った場合相当危険であることは想像に難くない。(なお、必殺技名繋がりもあってかアニメ第4話のエンドカードではロケットパンチの元祖マジンガーZと一緒に描かれた。)
一方で料理の腕は壊滅的・掃除も苦手・物忘れも多いと、本当に家政婦ロボットなのかと夏生にはたびたび呆れられている。しかしこれも「自然なヒューマンエラーは高性能の証」だとアトリ本人は主張している。
エネルギーのための食事や充電を行う必要は無く動力源は明示されていないが食事は可能で味覚センサーで味も分かる。本人曰く「美味しいは嬉しい」で、外見相応に甘いスイーツなどを好む。
人間の睡眠に相当するスリープは必要だが、寝起きは低電圧のため反応性が低下する。
上述の通り情緒豊かだが、涙を流す機能はない。
製品として
海面上昇が起こる前の時代に製造された家政婦ロボット。
山崎ファクトリーの第四世代であり、型番『YHN-04B-009』はうなじに記載されている。
このモデルは何らかの初期不良でリコールされた製品とのこと。
すでにメーカーも無く修理等は不可能。
アニメ版第3話では顔面がひび割れて金属骨格が露出しているシーンがあるが、これは事実に基づくシーンではないため、実際にどうかは不明(なおこの際、嘘がつけることを自白している)。
なおロボットであるため、行動原則はロボット三原則に縛られている、はずなのだが…
ロボット三原則
1. ロボットは人間を攻撃してはならない
2. ロボットは人間の命令に従わなくてはならない
3. 1-2に違反しない限り、ロボットは自分の身を守らなくてはならない