アンケート至上主義
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あんけーとしじょうしゅぎ
アンケート至上主義は、アンケートによって収集された声を優先して物事を判断するという考え。
アンケート結果を第一にして、物事を決めていくという考えである。
一昔前は紙(ハガキ)によるアンケートが主流だったが、現在ではインターネットでもアンケートを提出できるので、よりアンケートを収集することがしやすくなっている。
アンケート至上主義の例として、本としての売上が優れていてもアンケートが振るわなければ掲載している小説・漫画を打ち切るといった、売上よりアンケートを重視する事が挙げられる。
メリットには、雑誌購買層にアンケートが反映されていることの安心感を付与し、継続して雑誌を買ってもらいやすくなることがある。
デメリットには、雑誌購買層のアンケートのみ重視することにより、単行本から入ってくる読者の支持を獲得しにくくになることがある。
さらに近年では個人情報保護の観点から「そもそもアンケートを忌避する」層もおり編集部には対応が求められている。
少年誌/バトル漫画/パワーインフレ…アンケート至上主義が問題化しやすいジャンル。
視聴率…テレビ番組における人気の指標であるが、アンケートと同じく、「視聴者の総意」ではないものの非常に重視する向きがある。
ラブライブ!スーパースター!!アニメストーリー炎上問題…公式、というより動画配信サイト上での感想のアンケートの面を主軸に取りざたされた、インターネット版アンケート至上主義に等しい現象が発生。
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