演:ペネロペ・クルス
吹き替え:本田貴子
概要
第4作目から登場した女海賊で主人公ジャック・スパロウの元恋人である。
元修道女で、かつては敬虔なキリシタンで清廉な女性だったが、ジャックがふらりと修道院に立ち寄って彼女を口説いた結果、転がり落ちるように女海賊の道を歩いていく。
今でも信仰心は強いものの、生き残るためなら男を手玉にとって騙すぐらいは平気でやってのけ、目的や生存のためには手段を選ばない悪女然としたじゃじゃ馬娘となった。
それでも親愛の情は強く、愛する人には一途になれる性分でもある。
父親は大海賊黒髭で、父が船長を務めるアン女王の復讐号に乗り込み、死の予言が出ていた父を救う為に「生命の泉」を探していた。
しかし終盤のスペイン軍とイギリス軍を加えた乱戦で、バルボッサの毒ガエルのはらわたを塗った剣での攻撃が予言通り黒髭に刺さり、さらに彼女も剣を抜こうとして毒の刃に触れて死にかける。
それでも泉の水で父を延命させるために「死の水」の入った聖杯を飲んだはずだったが、ジャックの策略で「生命の水」の入った杯とすり替えられて自分が生き延びてしまう。
全てを失ったアンジェリカは自決用の銃弾が1発込められた拳銃をジャックに手渡され、無人島に放置された。
最後はその拳銃で逃げるジャックを撃とうとするも失敗。
途方に暮れていたところで、父が造ったジャックの呪い人形が流れ着いてくる。その後の第五作には出てこなかった為、二人がどうなったかは不明。