ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

アークエとガッチンポー

あーくえとがっちんぽー

インターネット上で公開された台湾発のFlashアニメ作品「阿貴的家族」の二作目にあたるアニメ。
目次 [非表示]

概要編集

阿貴的家族の二作目にあたるアニメ。台湾版表記は「阿貴&Gatchinpo」。

アニメーションは台湾側のスプリングタウンが担当し、脚本やアフレコなど、それ以外のものは日本側のアニプレックスが担当している。監督は真喜屋力、チーフライターは浦沢義雄

2004年に放送され、2005年にはアークエとガッチンポー てんこもりと題して二期が制作された。


本作にも映画版があり、題名は「チェルシーの逆襲」である。(円盤化されておらず、現在視聴することは不可能に近い。「アークエと魔法のハンマー」が吹き替えされて同時上映された。)


一期は全25話、DVD全4巻。二期は全21話、DVD全3巻。

台湾版には、本作の漫画版が存在する。全3巻。


子供向けに制作するという観点からか、性的・暴力的で過激な描写は規制されている。

タイトルの時点でお察しだが、下ネタ要素が多い。


あらすじ編集

ある日、学校のトイレに吸い込まれたタケシは、世界中のトイレをつなぐアンダーウォーターワールドに流される。

謎の美少女ジャスミンに見出され、世界の平和と清潔なトイレを守るUNCOの一員となり、台湾の小学生・アークエとともに地球崩壊をたくらむ悪の組織パイプスと戦う!


タケシとアークエの2人の合言葉は「ガッチンポー」!


単語編集


アンダーウォーターワールド

略称は「UWW」。タケシがトイレに吸い込まれた際に流れ着いた、地球の奥深くにある地下の世界。地球の負のエネルギーを浄化していると伝えられている。


UNCO

正式名称は「Underground Network Connecting Organization」。UWWに本部を置く、世界平和と清潔なトイレを守るための組織。

歴史は古く、ローマ時代まで遡るという説もあるが、未だに謎は多いとのこと。

モービルなどを開発していることから、高い科学力を誇ることが分かる。

UNCOのエージェントには、小学生までの健康な少年少女が抜擢される。エージェントになる方法としては、

・推薦…エージェント達の推薦による入隊

・汲み取り式…スカウトマンがUNCO指数の高い子供たちを探し出し、強制的になってもらう方式

の二つがある。

タケシは、汲み取り式でエージェントになっている。


UNCO指数

正義感や責任感の強さ、快眠・快食・快便などの日頃の生活態度を元に決められる数値。


プリプリクラゲ

UWWで最もポピュラーな知的生物。地球のエネルギーの元になる気を発散している。様々な特殊能力を持っている。


パイプス

地球崩壊を企む悪の組織。工作員としてアルバイトを利用しているため、その正体は謎のまま。

時給は200円だったが、100円に下がっている。それに加えて、覆面が支給される。

やや大きめのフリーサイズで、みんなで使い回しているとのこと。

秘密基地は勝手に空き家などを利用している。6歳になる首領の娘が、UNCOに劣らない高度な科学力(技術)で地球破壊の為の開発を進めている。

ただ、1話にてタケシに「幼い子供をアルバイトとして雇うなんて大したことないね」と言われてしまっている。


ガッチンポー

友情の合言葉(魔法の合言葉とも言われる)。事件が解決した際にタケシとアークエがポーズを取って披露する(1話につきほとんどの回は1回)。鼓舞する時や、覚悟を決める際にも使用される。

タケシとアークエとは別の登場人物がこの役を担うことがある。


登場人物編集


アークエ以外の阿貴的家族からの人物は→阿貴的家族

主要人物3人のみ解説する。


タケシ(CV:小林ゆう)

「気にすんなって。友達だろ?」

本作の主人公に等しい、阿貴的家族シリーズには登場しない本作限定のオリジナルキャラクター。

赤い服が特徴的なフツーの小学生。汲み取り式でUNCOに入隊した、新人エージェント。2005年5月のUNCO通信によれば、小学4年生とのこと。

性格は感情表現が豊かな、The小学生男子。礼儀正しく名乗って挨拶をする場面がよく見られる。(工作員から「礼儀正しい子」と褒められていた)

アークエの壮大な地球崩壊の妄想に真面目にツッコミを入れていることから、本作の中では、数少ない常識人であると思われる。

小龍包の回では、落ち込むジャスミンをすぐ慰めるなど、心優しい一面も。見たいアニメより、アークエの呼び出しを優先して受け入れている。お化けが苦手で、女の子の涙や一途な感情に弱い。

台湾版表記は「小武」。


アークエ(CV:芝原チヤコ)

「うん。合格!」

前作からの主人公。ノースリーブの服か制服を着用していて、くせ毛が特徴的な、台湾のスプリングタウンに住むフツーの小学生。本作ではUNCOのエージェントとして活躍している。

クセのある……程度では済まされないような家族に囲まれているにもかかわらず、性格はのんびりとしている。

祖母のアーマのケーキを勝手に食べたり、クリスマス回ではプレゼントに喜んだり、時には兄らしく妹のシュウメイや弟のアーティーを諌めるなど、年相応の少年である様子が見られる。

テストは赤点が多く、モテたいという欲望もある模様。

彼の家のトイレに流れ着いたタケシに友好的に接していて、新人エージェントのタケシを支えながら共に活躍している。

台湾版表記は「阿貴」。


ジャスミン(CV:新井里美)

「タケシ!アークエ!行くわよ!」

タケシ同様、本作限定のオリジナルキャラクター。謎の美少女で、UNCOのエージェント。金髪碧目と、ピンク色のスカーフが特徴的。ピーマンが嫌い・コーラの一気飲み=グレた人が行う悪いことという解釈をしているなどのことから、年齢はタケシやアークエと変わらないものだと思われる。

性格はとにかく「人遣いが荒い」「気が強い」。年相応のわがままさを持ち合わせている。彼女の無茶ぶりや命令に、男子二人は疲弊されていることも(特にタケシ)。

ただ、彼女のプリプリクラゲと喧嘩した際は「……ごめんね」と謝っていることから、彼女なりに周りの人(やプリプリクラゲ)を想っていることが分かる。また、5カ国の言語のオナラ通信を理解できるとのこと。

台湾版表記は「Jasmine」。


OP・ED編集


OP「ウラ・ガッチンポーのテーマ

ED「快楽天堂〜ハッピーパラダイス〜」(一期)

パイパイパイプス バイバイバイ!」(二期)


(※台湾版のDVDに快楽天堂はEDとして収録されていないため、日本限定の映像である。)


余談編集


・本来オープニングに使用される予定であった、禁断で過激な「叫べ!ガッチンポーのテーマ」はあまりに下ネタてんこもりで強烈な歌詞な為、ウラに差し替えされているのに加え、検索してはいけない言葉に登録されている(危険度1)。


・てんこもり版のオープニングでは「ブリブリ」という擬音が「バリバリ」になっていたり、映像には振り付けがついたりと、変更点がある。


・タケシとジャスミンは前項目で述べた通り、本作の「オリジナルキャラクター」であるため、阿貴的家族及びアークエと魔法のハンマーには登場しない。


・阿貴的家族の「露營(下)」というエピソードの冒頭で、本作のオープニングが使われている。(月経用ナプキンらしきものが出てくるので視聴の際はご注意ください)


関連タグ編集

阿貴的家族 カオスアニメ


外部リンク編集


Wikipedia版記事

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E8%B2%B4%E7%9A%84%E5%AE%B6%E6%97%8F


UNCO公式サイト

https://www.aniplex.co.jp/unco/


「余談」の項目にて紹介されたエピソード「露營(下)」

https://youtu.be/ND4_EqTxxgo?si=UN0LhPj_SRVOgeAr

関連記事

親記事

フラッシュアニメ ふらっしゅあにめ

兄弟記事

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました