概要
ベースとなったイラストリアス級空母は格納庫の装甲化によって高い防御力を持っていたが、その反面トップヘビー化を避けるために搭載機を36機とせねばならなかった。
そこで5番艦「インプラカブル」、6番艦「インディファティガブル」は格納庫側面の装甲を減らして(114mm→38mm)内部を2段構造にすることで、搭載機を増やすこと(36機→80機)になった。その他にもイラストリアス級で不足していた速力の強化(11.1万馬力/30.5ノット→14.8万馬力/32ノット)、カタパルトの増設(1基→2基)など変更が行われた。
2隻とも1944年から戦列に加わり、45年は太平洋艦隊に参加して沖縄戦、日本本土攻撃に参加した。
戦後格納庫の全高が低かったことが災いして、ジェット機の運用に適していないと判断され、改装も検討されたものの予算不足からすぐに退役することになった。