「私とかくれんぼしましょう！」
概要
韓国版・グローバル版3周年記念、及び日本版2.5周年記念のキャラクター。
強力な変化の術を使う鬼の子供で、類い稀なる道力を持つ少女。礼儀正しく優しい心の持ち主で、幼い頃に別れた母親との再会を願っている。
彼女が持つひょうたんは、一族に代々受け継がれてきた変化道具「千変万化」である。大昔、非常に強力な道術を持った仙人より授かった宝物で、生まれながらにとてつもない道力を持つウナは、他の鬼よりもこれを巧みに扱うことができ、ただ外見を変化させるだけでなく、気配すらも完璧に隠すことができるという。
鬼の王の再来
大きな赤い満月の夜に生まれた彼女は、生まれながらに非凡な道力を持っていた為、いずれ「鬼の王」となると元老に驚嘆された。
「鬼の王」は、かつて鬼を率い鬼による国を建国した仙人に比肩する程の強力な道術と、素手で山を動かすほどの剛力を有した偉大な英傑であった。ウナはその「鬼の王」の再来を生まれながらに期待されていたのだ。この知らせは瞬く間に他の同胞の村にも広まり、鬼以外の存在にもウナの誕生に少なからずの関心を抱かせることになった。
悪霊の襲撃
しかし、いつの頃からか世界に悪霊が現れるようになり道力を持つ者を襲ってはその力を奪う事件が頻発するようになった。悪霊が発生した原因は不明だったが、何者かが意図して引き起こしているのではないかと囁かれていた。そしてそんな悪霊たちの矛先は強大な道力を持つウナにも向けられ、彼女の住む村を襲撃されたのだった。
これによってウナは母親と隠れ潜む日々を送ることを余儀なくされたのだが、ある日ウナの母親はウナをとある町外れの裏通りに隠すと、「必ず帰ってくる」とだけ告げて何処かへ行ってしまった。数か月もの間、ウナは母親が戻ってくることを待ちながら、孤独に長い時間を過ごした。幼い頃のこの体験は、大きな傷となりウナはとりわけ臆病で他者と接するのに慎重になってしまった。
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