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ウリヤノフスク級

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うりやのふすくきゅう

旧ソ連が計画していた原子力空母。ソ連崩壊により建造中止され、解体された(メイン画像は本級をモデルとした架空艦)。

概要

ソ連が建造を進めていた重航空巡洋艦。正式名は1143.7型重航空巡洋艦。

クズネツォフ級空母の拡大発展型であり、ソ連/ロシアにとって初の原子力空母となる予定だった。全4隻の建造が予定されており、1番艦の建造は1988年に始まっている。

しかし、1番艦「ウリヤノフスク」が起工した後の1991年にソ連が崩壊。翌年には船体の下半分しか出来ていない状態で建造中止となった。ソ連崩壊後、本艦を建造していた造船所のあるウクライナに所有権が移ったものの、ウクライナも本艦を完成させられるだけの余裕や資金はなく、後に解体された。

性能面では、クズネツォフ級空母と同じく艦首にスキージャンプ勾配を持ち、その他の装備もクズネツォフ級に準ずるが、上記のように原子力機関を採用し、さらにこれに加えて蒸気カタパルト2基を搭載予定だった。

また、満載排水量7万9,758トンという巨大な艦体にSu-33早期警戒機など計70機以上の艦載機の搭載も予定されていた。

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