人物像
主人公であるクラジウス騎士団所属錬金術師の青年クースラとウェランドの元に、監視のため騎士団の「聖歌隊」より派遣されてきた修道女。性格は真面目で純粋、真っ白の修道服に、白髪緑の目が特徴。「錬金術師は外道」等と教えられてきたのでクースラ達への警戒バリバリだったが、しだいに打ち解けていく。
以下ネタバレ注意
その正体は前作狼と香辛料のホロやディアナ等と同様の獣人(正確には獣人の子孫)であり、教会の異端審問によって一族が全滅した所をクラジウス騎士団に保護された。モチーフは白猫。
実際は利用するために引き取られ、聖歌隊の中でも疎まれて過ごしてきたため「自分の居場所」に執着しており、グルベッティの街を取り仕切るポーストの不正の証拠を掴むために捨て駒同然に送り込まれた(作戦の成否に関わらず抹殺される予定だった模様)クースラの活躍により、彼のもとに身を寄せることになった。