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概要

4500万年くらい前(新生代始新世中期)のイタリア近海に生息していたコンゴウフグの仲間。名前は「始新世のコンゴウフグ」という意味。

※始新世→エオシーン

コンゴウフグ(属)→ラクトリア

 

現生種を凌駕する立派なトゲを備えているが、大きさはたった5センチ程しかなく(トゲを入れてもこのサイズ)、とても小柄な魚だったようだ。ちなみに現生種は45センチくらいあり、比較的小柄でトゲもないウミスズメでも10センチくらいはある。

しかしエオラクトリアの化石は1つしか知られていないので、これが幼魚のものである可能性も十分に考えられ、新たなサンプル獲得が待たれる。

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エオラクトリア
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