エルウィン(ラングリッサー)
えるうぃん
共に暮らしていた養父ドレンを魔族によって殺され、その仇討ちの為に旅をしていた若者。
旅の途中ヘインという魔術師の少年の命を救い、行動を共にしていた。
ある日、ヘインの住む村へと足を運び休息を取っていたところレイガルド帝国の将軍レオン率いる青竜騎士団がヘインの幼馴染の女性リアナを連れ去ろうとする現場に居合わせたが、ヘインと共に力を合わせてこれを撃退しリアナを救った。
その後、リアナを狙う帝国との幾度かの戦いを経て、帝国との戦乱に巻き込まれていく。
その中で彼は自分が聖剣ラングリッサーを扱える光輝の末裔と言う一族の血を引いている事を知り、更には光輝の末裔と敵対する闇の皇子ボーゼルが率いる闇の軍勢と戦う事を運命付けられた。
尚デア・ラングリッサーにおいて彼の運命は様々な変化を見せる。
光輝ルート
レイガルド帝国の強大な武力による乱世の早期終結を唱えるレオンに帝国への士官を勧められるが、あくまでも真の平和を目指したため固辞。
ラングリッサーを手に入れた後、かつての仲間だったロウガや彼の妹ソニアとの非情の戦いを経て闇の軍勢およびレイガルド帝国を滅ぼし世界に平和をもたらした。
帝国ルート
レオンの誘いに乗り、レイガルド帝国の武力による乱世の早期終結を目指す。帝国の一員となったロウガやレオン達帝国四将軍と力を合わせて闇の軍勢及び光輝の末裔を滅ぼし帝国の大陸統一に貢献。
戦後は皇帝により光竜近衛師団長に任命された。
闇ルート
レイガルド帝国軍を出し抜いて聖剣ラングリッサーを奪い取り、帝国の本拠地に攻め込んだ。闇の氏ボーゼルの誘いに乗って闇の軍勢に与し、人間を憎んでいるロウガの妹ソニアやダークプリンセス、そして洗脳されたリアナ等と共に帝国及び光輝の末裔を滅ぼし人間界の王となった。
独立ルート
ボーゼルが魔剣アルハザード開封の儀式で魔力を消耗したところに魔剣奪還のために闇の軍勢の本拠地ヴェルゼリアにレイガルド帝国軍が侵攻してきたためボーゼルが迎撃に気を取られた隙に乗じて闇の軍勢を裏切ってボーゼルからアルハザードを奪い取り、返す刀で帝国軍を撃退。
撤退する帝国軍に再三の追撃を加えて本拠地まで追い込みこれを撃滅すると、光輝の末裔を撃滅して天界に上り光の女神ルシリスと対決。彼女に自らの力を認めさせ、地上に戻り大陸統一を果たした。
真・光輝ルート
人間同士争うことの空しさを痛感し、レイガルド帝国との和平を目指すが帝王ベルンハルトがボーゼルの命令を受けたロウガによって暗殺され、四将軍の一人イメルダが離反し帝国は分裂状態に。
同じく四将軍の一人レオンは帝国を再編成するため光輝の末裔を当面の倒すべき敵と定めた。
しかし、相互理解による平和実現を諦めず、まずイメルダを説得。更にロウガとソニアを説得し魔族軍から離反させ、人間同士の争いを画策したボーゼルを撃破。
人間同士が争う理由をなくし、レオンの副官レアードおよび四将軍の一人である魔導士エグベルトを説得。イメルダが光輝の末裔を敵視する帝国の貴族たちを説得したことをレオンに告げ、レアード、エグベルト、そしてレオンと相思相愛のラーナの説得によりついにレオンも心を開き、ついに光輝の末裔とレイガルド帝国の和平が実現した。
孤独の王ルート
光輝の末裔、レイガルド帝国、闇の軍勢を裏切り独立勢力となって戦ったが、闇の軍勢とレイガルド帝国を滅ぼした後ソニアの部下だった魔物のエストとオストに裏切られてしまう。
ボーゼルのかたきを討とうとしたエストとオスト、大魔術師ジェシカ率いる光輝の末裔を撃破した後、世界に混の王カオス以上の混沌をもたらしたとカオス自身とジェシカに断じられてしまった。
自分が出るまでもなく世界が混沌と化した為カオスが姿を消した後、エルウィンを危険視したジェシカは命と引き換えの攻撃魔法でエルウィンの抹殺を図る。しかし、ロウガに阻まれ失敗。
虫の息のロウガはソニアに逃げるよう促すが、ロウガを兄としてではなく一人の男性として愛していたソニアは生まれ変わったら彼と結ばれることを望み、共に砦の崩落に巻き込まれて死亡した。
へイン以外の仲間をすべて失い失意のどん底にあったエルウィンの元に帝国の残党を率いたレオンとエグベルトが現れた。二人はベルンハルトの理想を踏みにじり無用な戦いを繰り広げたエルウィンを徹底的になじり落とし前をつけようとした。更に、光輝の末裔の砦から脱出させられていたリアナとラーナも駆けつけ、やはりエルウィンを非難。精神的に追い詰められていたエルウィンは逆上し、へインと共に帝国の残党を全滅させ、リアナとラーナまで手にかけてしまった。
エグベルトは自爆攻撃で自分もろともエルウィンを抹殺しようとしたが、へインが身代わりになりともに消滅。敵も味方も誰一人いなくなってしまったエルウィンはあまりの孤独と絶望に耐えられず絶叫するのだった。
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