デビルメイクライシリーズに登場するダンテとバージルの母。ネロの祖母。
概要
デビルメイクライ本編では既に20年前に亡くなった故人であり、写真でのみ、容姿を確認することができる。
金髪のロングにダンテと同じく赤い衣装を着た人間の女性である。
伝説の魔剣士スパーダと結ばれ、息子・ダンテとバージルをもうける。兄弟の誕生日には魔界を開くための鍵である金銀のアミュレットをそれぞれ一つずつ双子達にプレゼントとして渡したりなど、幸せな日々を送っていた。
しかし、ある日突然、スパーダへの復讐を目論むムンドゥスの部下に家を襲撃され、二人を守るようにして殺されてしまった。
(『5』でのダンテによる回想で判明したが、最初に見つけたダンテをまずクローゼットに避難させ(この時、ダンテに「名前を変えて生きて」と言っていた)、その後、バージルを探しに行った際に運悪くムンドゥスの部下に見つかり殺されたようである)
バージルが悪魔の力を欲するようになったのも、彼女の死による影響が大きい。
因みに1作目でのスタッフロールでかかる「Seeds of Love」という曲は、彼女がダンテとバージルのために歌った子守唄である。
普段は穏やかで心優しい女性だが、ダンテ曰く怒らせると怖かったらしく、小説版DMC4では怒ったトリッシュはエヴァそっくりで、DMC5SEのバージルEDでは幼少期のバージルが泣くほどだったと語っている。
DmCDエヴァ
DmCDのエヴァは天使になっており、それ故ダンテとバージルはネフィリムという設定になっているのが主な変更点である。
また、ムンドゥスに殺されるのは同じだが、死してもなお、息子であるダンテに力を分け与えた。
ダンテに過酷な運命を背負わせたことを謝罪したりもしていた。
その後は悪魔に襲われているところを闇に落ちたバージルに救われるも、変わり果てた我が子を見て驚愕、絶望していた。
余談
BAYONETTAシリーズでは古の魔剣士と契約を結んで魔界の侵略に立ち向かった孤高の魔女エヴァが作った「時の腕輪」というアクセサリーが登場しており、デビルメイクライシリーズ本編でもアイテムとして登場している。
しかし、エヴァが魔女という可能性はBAYONETTA独自の設定であり、デビルメイクライの公式設定ではエヴァは特殊な力を持たない普通の人間である。