概要
月影の会の頭領。鴉(ヨハナ)の祖父であり早くに親を亡くした彼女を自分のための戦闘マシーンとして鍛え上げ素質があった彼女を天才といって自分が課した任務や仕事をこなしたごほうびとして彼女が欲しいものをなんでも買い与えるなど孫に甘い典型的な祖父。
しかしそれとは裏腹に弱者は不要強者は絶対という弱肉強食の教えを叩き込んでいる。
歳ゆえか容態は良く無いため表舞台に出ることは無いが第12章以降は組織の更なる拡大化と若さを取り戻すために地位を餌に病弱な母親を抱えてる貧民層を無理矢理加入させたりウェルテックスを討伐したことで知名度をあげてきた錬金術士のレスナ・シュテルネンリヒトを誘拐しようとするなど力ずくな手段に出てるが肥大化しすぎたことと王族がアーシャに依頼した特別な薬をどこからか手に入れたことがアダとなり王族の第2王子と国に見つかり彼の用意した精鋭チームに身柄を拘束され月影の会は弁解した。牢獄でヨハナも捕まったと知ったときには役立たずと存在を否定している。
15章の時点では国から治療は受けるもアーシャ特性の薬を適量とらなかった事で容態は悪くなる一方だったがレスナらのおかげで少しずつ介抱に向かっている。
ヨハナからは事実的な絶縁を告げられながらも唯一の肉親のためか憎みきれず今でもレスナ達と行動する時間を縫って時折面会に来ている。