どんなドーナツ?
外はサクサク、中はふんわりした食感が特徴のドーナツ。ケーキドーナツに分類される。
外見の特徴としては、大きなひび割れがあげられる。これは、裏面をカリカリに揚げ、ひっくり返したとき、柔らかいままの表面からベーキングパウダーのガスが吹き出すことで生まれる。
ミスタードーナツでは、1975年から販売され、定番メニューとなっている。
甘くなり過ぎるためか、チョコレートコーティングをする場合は半分のみに掛かっている。
起源
ドーナツが誕生した頃は、揚げる技術が未熟で、どうしても固くてひび割れが出来た、いびつなものが一般的だった。
やがて技術が発展し、今のようなふんわりしたドーナツも作れるようになった。しかし、かつてのカリカリふわふわのドーナツの人気も根強く、この様式も受け継がれることになった。
この形態のドーナツは、「昔ながらのドーナツ」という意味で「オールドファッション」と呼ばれるようになったという。
食感
上記の食感が特徴であるが、2010年代後半辺りから(咀嚼力が低い幼児や誤嚥が怖い高齢者等を考慮してか)見た目は据え置きで、食感がしっとりかつソフトなものに変わっているオールドファッションが増えており、特にミスタードーナツに至っては2019年のリニューアル以降から柔らかくなっており、『もぐナビ』など一部グルメ系レビューサイトでは「パンを食べている気分になる」「しなしなしている」等々、カリカリ&サクサク食感を好む層から不満の声が上がっており、あまり評判は良くない。
それ故なのか、芸人の霜降り明星・粗品さんのピンライブにて披露されるネタに「オールドファッションほど不味い物は存在しない!」「オールドファッションを100個食べるか、殺されるかなら、俺は死ぬ!」などオールドファッションドーナツをこき下ろすネタが多数存在し、人気を博している。
しかし彼の名誉の為に言っておくが、粗品さんのオールドファッションを叩くネタを見て、逆にオールドファッションを食べに行く人が多いと言うのも事実であり、そもそもオールドファッションの存在すら知らなかった人たちは、粗品さんのネタを見て、興味本位で食べたオールドファッションの美味しさに驚かされる事だろう
(ちなみに粗品さん本人も「オールドファッションはダメだが、オールドファッションハニーやチョコファッションは美味しい」と言っていたりする)
類似した食感の『クッキークルーラー』のCMではキャストがむせる様を題材としており、公式でも食べ辛いドーナツの一種であることは承知しているようだ。
関連タグ
チョコファッション:派生種
粗品:フリップ芸にて、度々イジっている。
角田晃広(東京03):下積み時代にミスドでバイトをしており、オールドファッションを作らせたら右に出る者がおらず、『オールドファッションの角田』との異名を持っていたという。