概要
現在『IKIRU SHELF』、元KAMITSUBAKI STUDIO所属。
初音ミクオリジナル曲の「one day」でデビュー。
この頃は「黒柿」という名前で活動していた。
アダルトチルドレンで殿堂入りを果たし、
同曲のリメイクにて初の伝説入りを果たした。
その後、2017年8月6日に代表作の命に嫌われている。を投稿。
この記事を作成した9月5日現在、ニコニコで300万回再生youtubeでは1700万回再生されている。
全体的に歌詞の意味を考えさせられるものが多い。
また、あの夏が飽和する。は小説も発売している。なお、同曲は彼の実体験に準じた曲である。
自作曲をセルフカバーすることも多々。
彼の独特な死生観や社会に対する不満や疑念などが多く書かれる。そのため、PVも文字だけで表現されることが多い。
2018年より同事務所所属バーチャルシンガー:花譜のメインコンポーザーを担当(花譜のオリジナル楽曲の作詞作曲編曲すべてを担当)。
2023年3月4日、花譜3rdワンマンライブ「不可解参(想)」にゲスト出演。並びにKAMITSUBAKI STUDIO及び株式会社THINKR卒業を発表。
これにより、花譜のメインコンポーザーも変更となる。
2023年5月1日、2nd ONE-MAN LIVE 『別れなど、少年少女に恐れなし』を初の有観客ライブとして開催。
同日、KAMITSUBAKI STUDIO及び株式会社THINKRを卒業と同時に新レーベル『IKIRU SHELF』設立。
2023年6月6日20:00~本人のYouTubeチャンネルにて『別れなど、少年少女に恐れなし』で初披露の『なぜ』をプレミア公開。それと同時に『IKIRU SHELF』初の楽曲公開となった。このレーベルは同氏の個人レーベルである。
今後は音楽活動や執筆活動など、ジャンルに捉われることなく創作に挑戦していく。
経歴
学校に行く意味がわからなくなっていた中学2年生の時にVOCALOIDにハマり、高校1年生の時、アルバイトを始めてVOCALOIDソフトを買おうとしたがPCのスペックの問題でソフトがインストールできなかったためギターを代わりに買う。VOCALOIDソフトを買ったのは高校2年生になり、アルバイトをしてPCを新しくしてからのこと。
なお本人は「20歳で地元を飛び出て何の目的もなく東京へ来たものの、ここまでになるとは思っていなかった」(要約)と語っている。
2014年1月に「黒柿」名義で『one day』を投稿し、ボカロPデビュー。2015年に「黒柿」から「カンザキイオリ」に改名。
その後2017年8月に投稿された『命に嫌われている。』で爆発的な共感や人気を得ることになる。
彼の曲の根底には「社会に対する疑問」が多く綴られているが、元々“不登校児”であった過去から音楽活動を始めた。
その為、彼自身「誰かを救おう」と思っていたわけではないが、結果的に彼の曲に救われた人が数多く存在している。彼は今では「貴方と、貴方を通して自分自身も救えるように、これからも音楽活動を続けていきますので、何卒よろしくお願いします。」と述べている。
伝説入りを果たした曲(投稿順)
アダルトチルドレン、忘れちゃったよ。、命に嫌われている。、愛があれば。、ハグ、自由に捕らわれる。、あの夏が飽和する。
の計7曲。
Twitterでは
意外にもユニークで、故郷や年齢などをつぶやくことも。
またゲーム好きでもある。これは一部曲にも影響があることがわかり、ゼロという曲はニーアオートマタに感路を受けたことがわかる。