概要
ゲーム『天外魔境ZIRIA』の登場キャラクター。筑波山に住む仙人でガマ族。自来也(ジライア)の育ての親。正義の盗賊集団の親分・雲切も彼の弟子である。
老齢のせいか、戦いには参戦せずに、大門教と戦うジライアを遠くから見守る。
小説版では活躍の場が増えている。
ゲームと同じく、自来也の育て親であり師匠。穏やかな性格だが、自来也には少し厳しい。筑波山に引きこもっているが、長生きだけあってヘビ族やナメクジ族などの各種族の事情には詳しい。
ガマ族の筆頭だけあってヘビが大の苦手。水王丸に追われた自来也がオロチ丸と共に筑波山に逃げてきたときには、オロチ丸の気配を感じたガマ仙人は「ヘビ族の者を連れてくるとは…」と自来也を一喝して慌てて逃げ出すなどしていて、会話中もオロチ丸に近づかれると思い切り後ずさっていた。ちなみにオロチ丸の方は、水王丸を圧倒したガマ仙人の術を見て「俺もいつかあのような術を使えるのだろうか」と素直に称賛していた。
筑波山の結界内ではガマ仙人の力は強化されていて圧倒的な力を誇り、その力で自来也を追ってきた水王丸を術のオンパレードで返り討ちにした。そのことで弟子ともども水王丸の恨みを買うことになってしまう。
自分の出生について聞こうとした自来也が近くに来ていることを感じて筑波山の結界の外に出てきたときに、水王丸の襲撃を受けて、結界の外ではガマ仙人の力が弱くなっていることを水王丸に気づかれて殺されかけた。
自来也が水王丸を倒した後、自来也から自分の出生について聞かれたときは、自来也が葦の船に乗せて捨てられた赤ん坊(飛鷹の子)であることが事実だと教えて、「自ら来たるもの」として「自来也」と名付けたと語り、また雪姫のことを聞いて「雪姫とやらはお前の姉か妹にあたるだろうから守ってやれ」と自来也を送り出した。
また最終戦では幻影で邪神斎の前に現れて、彼に家族や仲間を犠牲にして力を得て満足かという意味深な問いかけをしていた。