概要
2012年に開業。マリーナベイ・サンズの東隣にある埋立地101ha上につくられた。コンセプトは『庭の中にある街』。近未来感を存分に醸し出す人工樹群、スーパーツリーグローブが一番の見所であろう。
スーパーツリー
園内に18本立つ高さ20ｍ超えの人工樹をスーパーツリーといい、その中でも園の中央の12本集まったエリアが前述のスーパーツリーグローブと呼ばれている。雨水を受け止め、園内の植物の灌水に再利用したり、太陽光発電を行なってその電力を夜のライトアップに利用したりと、エコロジーな機能を持っている。中央にある一番大きなスーパーツリーは中に入ることができ、そのてっぺんには展望台が設けられている。（かつてはレストランが入っていた。）
OCBCスカイウェイ
スーパーツリーグローブには地上22ｍ、全長128mの空中遊歩道OCBCスカイウェイが架けられている。園内の景色や、マリーナベイサンズ、シンガポールフライヤーなどの名所を十分に眺めることができる。料金は大人8SGドル、子供5SGドルである。マリオカートツアーのシンガポールスプラッシュ2ではコースの一部になっており、キノピオファクトリーにあったような進行方向が左右真逆のベルトコンベアに改造されている。
OCBCガーデンラプソディ
毎晩19:45~20:00、20:45~21:00の15分間に行われるナイトショー。数々の名曲に合わせて煌びやかに発光するスーパーツリーの演出は一見していくべきである。ショーの内容は1ヶ月毎に変わる。
２つのガラスドーム型植物園
園内の北側には２つのガラスドーム型植物園がある。
フラワードーム
平たい方のガラスドーム。地中海性気候や亜乾燥気候の地域に生える花、植物を集めている。
クラウドフォレスト
盛り上がりが大きい方のガラスドーム。雲霧に覆われた山の頂上を再現しており、高さ35ｍの人工滝は圧巻である。空中遊歩道が設けられており、山岳地域に生える植物を集めている。
余談
「ガーデンズバイザベイ 世界遺産」という検索結果が出てくるが、世界遺産に登録されているのはシンガポール植物園（2015年登録）という場所であり、全くの別物である。
