概要
cv:引坂理絵
『ラチェット&クランクパラレル・トラブル』で初登場したキャラクターであり、クランクのパラレル・ツイン(別次元の双子)。
次元の均衡を守る僧侶の見習いシスターであり、かつて皇帝ネファリウスのウォーボットとして圧政に従事していた過去を持つ。
容姿
クランクと似た小柄な体躯であり、皇帝ネファリウスのロボット軍団に共通する三角形に配置された発光パーツがある。頭部のパーツはシニヨンのように見える他、全体的なシルエットはフェミニン。
性格・特徴
一人称は『キット』もしくは『わたし』。語尾に「です」がつく。
製造番号は『KT-7461』であり、そこから捩った名前がキット。当初は内向的かつ自罰的な面が目立つが、使命感は強い。ホラー要素は苦手なようで、廃棄された海洋基地ではヴァイ・アメーバを見かける度に怯えていた。
パラレルツインとなるクランクと同じくアドリブでの演技力はかなりのモノで、某所で警備ボットに尋問された際、相変わらず機転が効かないラチェットの代わりに『皇帝お墨付きの一流デザイナー』を騙って上手く丸め込む程。
次元のひずみを修復する力を持ち、その能力はクランクにも引けを取らない。ただしヘリパックやハイドロパックといった冒険の手助けをできる機能はまだ持ち合わせていない。
来歴
ラチェット&クランクパラレル・トラブル
次元の混乱を収めるべくディメンジョネイターを新造するため、惑星サヴァリを訪れたラチェットと出会い、期間限定の相棒として協力する事に。その道中でラチェットから『キット』と呼ばれるようになり、自身の新しい名前として名乗り始める。
ディメンジョネイターのコアを入手するために別行動をとっていたクランクとリベットと合流し、新たに相棒となったリベットと皇帝ネファリウスを止めるべく銀河を奔走する。
しかし、リベットが右腕を失った原因がキット自身にあると知ってしまい、その事をリベットに打ち明ける間もなくウォーボットとして巨大化した姿を晒さざるを得ない状況に陥ってしまう。
キットとリベットの関係に亀裂が入ってしまい、皇帝ネファリウスとの最終決戦には当初参加していなかったが、リベットのピンチに駆けつけるとウォーボットの戦闘能力で彼女を助け、皇帝ネファリウスを共に打ち倒す活躍を見せたのだった。