概要
善良な心を持つ、ツノガメタイプのマモノン。普段はマスコット的な小さい亀の姿をしている。
第2巻で初登場し、ニセ乙姫との戦いを経た後、ミャメミャメの仲間となる。
乙姫の玉手箱を開いて煙を浴びる事で、人間の姿をした「武闘キャ キャメキャメ」に変身できる。
人物
マモノンでありながら優しい性格であり、人間とも仲良くすることができる。また、自分の大切な人を傷つけないためには、強敵に立ち向かう事や、辛い思いをする事もいとわない自己犠牲精神を持っている。
ミャメミャメの事は「勇者さま」、オッパの事は「オッパ姫」と敬称付きで呼んでいる。また、語尾に「でしゅ」を付け、敬語交じりの喋り方をする。
仲間に対して、いつも丁寧でへりくだった態度で接しているが、自由奔放なミャメミャメに振り回されすぎたときは、さすがに怒って反撃する事もある。
経緯
元々は海辺の小さな村に住む「タロー」という男の子と仲良くしていた。
しかしある日、マモノンの群れが村を襲撃する事件が起きてしまう。タロー達を守るためにキャメキャメは戦い、マモノンたちを退けたが、彼は自分自身への報復に村が巻き込まれることを恐れ、タローの住む村から離れてしまった。
その後は一人ぼっちで彷徨っていたところを乙姫に拾われる。
それからは乙姫と共に竜宮城で平和に暮らしていたが、彼女がニセ乙姫に捕らえられ、人質にされてしまったため、やむなくニセ乙姫に従い、勇者ミャメミャメの抹殺を狙う事になってしまう。
か弱い亀を装ってミャメミャメに助けられた後、ニセ乙姫の爆乳を釣り餌にしてミャメミャメ一行を竜宮城までおびき寄せて閉じ込めたが、攻撃を始めたところで彼に返り討ちにされる。
その後、事情を知ったミャメミャメと共にニセ乙姫に立ち向かい、本物の乙姫を救い出したことから、彼に強い恩を感じて仲間になった。
仲間になって以降は、主に武闘キャの姿で戦っており、ミャメミャメに次ぐ戦力として活躍している。
必殺技
武闘キャになってからは、様々な蹴り技を使い分けて戦う。
毒脚 | 相手の体内に毒を蹴りこむ。この技で傷つけられた部位は、再生することができなくなってしまう。 |
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爆脚 | 蹴った後、相手の内側から爆発を起こす。 |
連脚 | 連続で蹴りをくり出す。 |
槍脚 | 足を鋭い槍に変化させ、相手を貫く。敵の一点に集中させた連脚から続けて使用すれば、頑丈な装甲も貫通することができる。 |
斬脚 | 第4巻の番外編で、料理をするときに使用した。脚を包丁のように変化させ、相手を斬る事ができる。 |