「来い、フレアデスドラゴン!イプルン王国王女…、このオッパ・イプルンが相手よ!」
概要
ミャメミャメと共に、魔王デカチンデスを封印するため旅をする大剣の使い手。戦闘時には胸元が露出した赤の鎧、マント、大きなハートが2つ付いたカチューシャを着けている。勝気な性格で、ドラゴンや魔王の配下(マモノン)に対しても先陣を切って立ち向かっていく。名前通り、かなりの巨乳である。
人物
見た目や名前から受けるふざけた印象とは裏腹に、彼女本人は作中でも屈指の常識人であり、感性はまともな女の子である。胸を触られるなどのセクハラをされれば普通に怒るし、「魔王デカチンデス」の名を呼ぶ際には恥ずかしがっている。
とは言え、本人的にも胸の大きさには自信があるらしく、敵の魔法で貧乳にされてしまった際にはかなり慌てていた。(そして彼女が貧乳になった途端ミャメミャメは弱体化してしまっている。なんなのこいつら)
ぬいぐるみのような可愛いものや、イケメンな男性を好む。
相棒であるミャメミャメには、いつも「ぷにゅぷにゅ」と称して胸を触られており、そのたびに大剣で制裁を加えている。この時、峰打ちではなく明らかに斬れる方でぶったたいているのだが、彼の体は大丈夫なのだろうか…。
基本的には仲間たちの自由な行動に振り回されるツッコミ役として描かれているが、ミャメミャメが魔タタビドロップの力で「ミャ法使い」に変身し、イケメン化すると途端に態度を変える。
この時の彼女はすぐそこに敵がいるにもかかわらず、彼の写メを撮ったり、「ぷにゅぷにゅ、する?」などと胸を触る行為を容認するような言動をしており、かなり暴走気味。
あげく仲間の「キャメキャメ」も変身しイケメンが2人になると、自分を取り合って二人のイケメンが争い合う妄想を、大々的に見開きページで行う。普段突っ込む側のミャメミャメにも「ミャ―たちが戦ってる間に、なにくだらない妄想しとるんじゃ―!」と突っ込まれる始末である。この作品では比較的常識人な彼女だが、以上のようにはっちゃけた一面もある。
なお、名前に関してはイプルン王国の言語であるためやましい意味は一切ない…、と思いたいところだが、ミャメミャメが初めてこの名を聞いた時、「オッパ・イプルン…。オッパイプルン…。おっぱい、プルン❤」と明らかにそういう名前と認識している。国王夫妻(および樫本先生)はどんな想いで彼女にこの名を与えたのだろうか…。
活躍
前述のとおりマモノンにも果敢に立ち向かっていくが、残念ながら噛ませ犬になる事が多い。雑に蹴飛ばされたり、巨大ハナクソまみれにされたりと散々である。
一応、彼女の存在が勝利に直接つながる事もあるのだが、それも、
・マモノンに胸を傷つけられたことによりミャメミャメを激怒させ、戦うやる気を起こす
・消化液で鎧を溶かされ、興奮したミャメミャメの鼻血で体内から脱出する
・巨大化ビームを(強制的に)胸に浴びせられ、興奮したミャメミャメがパワーアップする
など、もはや剣よりも胸の方が武器として役立ってしまっている有様であり、完全に汚れヒロインと化している。どうしてこうなった。
しかし、戦闘面での活躍が全く無いと言うわけでは無い。
瀕死のミャメミャメへ襲い掛かるマモノンに対し、高所から剣を突き立ててひるませたり、迷い込んだダンジョンが実はマモノンの体内であることにいち早く気付くなど、機会は少ないながらも、戦士としての思い切りの良さや、洞察力の高さを発揮している。
また、身の丈ほどもある大剣を武器としていながら、突進や大ジャンプからの攻撃を仕掛ける事が出来るという尋常ならざるパワーも、彼女の戦闘能力においては無視できない要素である。
そして、ドラゴンの襲撃に対応するために城の中庭へ現れた際には、兵士達から「おおー、姫様だ!」と期待されているため、ドラゴンに対処できるくらいの実力はあるものと思われる。
ミャメミャメや敵のマモノンたちが強すぎるだけで、あの世界の人間基準で考えれば、実力は高いのかもしれない。
ネタバレ注意!
そんな彼女だが、最終回ではGBFの力で(無駄にラブリーなデザインの)剣に姿を変え、不死身と思われた魔王を、必殺技「オッパ剣・ぷにゅぷにゅインパクト」で打ち破る大活躍を見せた。
しかしミャメミャメ曰く、その必殺技は、「ぷにゅぷにゅのパワーを相手に注入して、内部から相手を膨張・破裂させる」というもの。その技を食らった際の際の魔王デカチンデスの目は、おっぱいのように膨れ上がっていた。最後の最後までこの人は…。
外部出演
後に「手裏拳トンマ」にもゲスト出演。なぜか、幼少期のトンマやオニ丸達が通っていた幼稚園の先生になっているが、相変わらず胸を露出させている。(オニ丸はこれに興奮し、熱を出してしまった事もある。)教育者としてそれで良いのか?
ミャメミャメとの関係
普段は「オッパのぷにゅぷにゅはミャ―が守る」と一方的に好かれており、それに対してオッパは嫌悪を示す事が多いが、ミャメミャメが変身した際には、逆にオッパが彼を一方的に好きになり、彼はぷにゅぷにゅへの拒絶反応を起こして彼女に近づけなくなってしまう。
この事からある意味二人は、変身前と後で受けと攻めが入れ替わる珍しい関係だともいえる。
また、ミャメミャメが勇者を志した理由を知ってからは、彼を「強さだけでなく覚悟も併せ持った勇者」としてある程度認めており、彼が「ザコ勇者」と馬鹿にされた際には激昂し、マモノンに飲み込まれ窮地に陥った際には感情を爆発させて斬りかかるなど、ちゃんと仲間として見ているような描写も増えている。(そしてミャメミャメの側も、オッパ達を馬鹿にされた時は激しい怒りを見せている。)
互いに好意がすれ違う独特な関係の2人だが、同時に戦友として互いを信頼し合ってもいるコンビである。
「ミャメは確かにエロでアホでどーしようもない奴だけど…、勇者としての覚悟は、誰にも負けないんだからね!」