秋田書店『ヤングチャンピオン』にて連載され、1996年12月に単行本が発行されている。全十話と『パイロット版』を収録。
丸尾末広の作品としては珍しいコメディで、性的な要素はなく、登場人物が死亡したり重傷を負うような展開はほとんどない。『パイロット版』では死亡者が出ているが、同作者の他作品に較べればソフトな描写である。
主人公・ギチギチくんは大頭頭を連想させる容貌に、中国風の服を着た風変わりな少年。
セリフはカタカナで表示されるが日本人である(自己申告)。
無表情なようでいて、意外に感情豊かである。
ギチギチくんに意地悪をした者は、ギチギチ秘法という不思議な力でお仕置きをされてしまう。