概要
人間の足は、その先端である指の長さと形状によって大きく分けてエジプト型、スクエア型、そしてこのギリシャ型の3つのタイプに分けられる。
ギリシャ型はその中でも人差し指が最も長い形状の足型で、ヨーロッパでは3人に1人、そして日本では25%、つまり4人に1人がこの足の形をしていると言われている。尤も、近年若者の間ではギリシャ型の足の持ち主が増加傾向に在る様だ。これは交通手段の発達や道路の整備と言った環境の変化により、足の重心が親指(第一趾)から人差し指(第二趾)に掛かる様になり、親指があまり使われなくなった為だとされる。
昔からこの足の形をしている者は親よりも出世すると言う俗信が有る。その真偽は不明だが、少なくとも意志が強くリーダーシップの素質を始め、行動力や才能、想像力と言った各種能力に恵まれた者が多く、そう言った点もギリシャ型の足の持ち主は出世しやすいと言うジンクスに繋がっているのかも知れない(あくまで統計学的な話なので100%そうとは限りません)。
その反面、感受性が豊かでストレスを感じやすいと言う面も抱えており、更には我が儘でかかあ天下、亭主関白に陥りやすく、性格ではないが魚の目やタコが外側に出来やすい足型でもある。また、人に優しく困っている人を放っておけない性分の持ち主も多い様だ。
これは筆者の経験則だが、足フェチな絵師の描くキャラクターの足の形は高確率でギリシャ型の形をしている場合が多い。