人物像
母親メリッサ・アウィルを殺し、形見である「イスケンデルベイ」を奪った仇、ルパート・ダンドリッジを家族であるフィアース・アウィルと共に追いかける17歳少女。
ルパートとの一件で嘘が嫌いになり、相手がつく嘘だけでなく自分が嘘をつくことすら許さない程になった。
元々、メリッサとフィアースの3人でファルガイアの荒廃を止めるべく「豊穣の地」を探して旅をしており、母親が殺された後はルパートを追っているがその夢自体は諦めていない。
物語は、とある町でルパートを見つけたが謎の集団に阻まれ、逃げられてしまったがエレシウス王国に向かったという手がかりを掴み、2人がエレシウス王国に行く所から始まる。
その道中で元老院の圧政による国民の被害を目の当たりにし、第一王女アレクシア・リム・エレシウスにそっくりだった事もあって、第一王女を演じて元老院に立ち向かう決意をする。
元老院打倒の為に王女を演じるという「本気の嘘」を貫く意志はあるが、この嘘に対しても後ろめたさがある。
彼女には嘘をつき通せないなどの弱さがあり、それ故に所々壁にぶち当たる場面がある。
だが、どんな困難があっても立ち上がる姿は荒野に咲く小さな花と言える。
本編中、彼女の衣装変えは何回かあり作中もっとも多い。
戦闘スタイル
専用クラス:ダンデライオン
専用武器:シュトラルゲヴェイア
この物語の主人公であるが本人の能力は前線向きではない。
素早さは低くないが専用クラスの移動力も良くない為、他に遅れを取りたくない場合はある程度スキルを取得し、他のクラスにチェンジしたほうがいい。
専用武器は高さが阻まない限り直線に無限の射程を持ち、専用技「シューティングハウル」はこれに加えて他の敵味方を巻き込むような性能である。
この武器には上位互換等はなく、レベル上昇による攻撃力等の上昇であるがさほど攻撃力は高くない為、相手に致命的なダメージを与える事よりもスキル「ディセラレイト」(アタック命中時に蓄積された素早さを減少させる)による牽制などに役に立つ。
専用技では「ロブターン」(相手のターンを奪い自分のターンにする)、専用スキルでは「ソウルサバイブ」(自分に対して敵のオリジナルによる戦闘不能効果の発動を防止)や「重ねクリティカル」(クリティカル発動時に威力上昇効果。
レベルに比例し上昇効果増)が有用と思われる。
その他
非公式サイトでは鳩前髪(前髪が普通の灰色鳩でクルッポー)としてネタにされており、それがなぜかグッズになっている。
また、戦姫絶唱シンフォギアGの劇中に、リディアン音楽院の黒板に彼女のフルネームが記載されているパロディがある。