概要
2013年5月16日、イギリスのシルバーストン・サーキットで開催された『グランツーリスモ』15周年記念イベントにおいて、2013年冬の発売を目標にPlayStation 3版が開発中であることを発表した。 同年9月9日、グランツーリスモ6を2013年12月5日に発売することが発表された。
通常版の他に、15周年アニバーサリーカー15種などがダウンロードできるプロダクトコードとブックレット「Beyond the Apex」が付属した「グランツーリスモ6 初回限定版 -15周年アニバーサリーボックス-」、PS3本体と本作がセットになった「PlayStation®3 スターターパック グランツーリスモ6同梱版」も同日発売された。
本作のプロデューサーである山内一典は発売前のインタビュー記事の中で「プレイヤーの皆さんがPS3版を遊び尽くしたあたり」でPlayStation 4版「グランツーリスモ6」を出すのが理想的と公言していたが、2015年現在は続編の『グランツーリスモSPORT』を開発していることが度々言及されており、本作のPS4版は実質『SPORT』に吸収される形となっている。なお、このマルチプラットフォームでの発売は事実上の続編(ナンバリングタイトルであるため)である「グランツーリスモ7」で実現している。
2017年12月28日、2018年3月28日をもってオンラインサービスを終了することがオフィシャルサイトにて告知された。それに先立ち同年1月31日をもってDLCであるゲームクレジットの販売が終了している。そして3月28日の協定世界時12時(日本時間21時)にオンラインサービスが終了した。これに伴い、コミュニティ・オープンロビー・クイックマッチ・シーズナルイベント等の各オンラインモードが利用不能となったほか、『GT6トラックパスエディター』のアプリ配信も終了、同エディターで作成したコースのデータ転送及びユーザー作成コース(ローカルに保存したものを含む)のロードもできなくなった他、公式サイト内のコミュニティページも完全に削除されている。なお、オフラインの各モードについてはサービスが終了した3月28日以降も引き続き利用可能である。
新要素
グランツーリスモ5においてもシリーズでは初めての試みが行われていたが、今作でも様々な新要素が追加されている。一部要素はオンラインサービスが終了後利用できなくなったものもある。
適応型テッセレーションの実装
Cell Broadband Engineの高速度な処理性能を使用し、適応型テッセレーションを実装した。これにより、カメラが車へ近づくに伴い、車のモデルに使われるポリゴンが細かく分割されるため、接写しても違和感のないモデルが表現されるようになった。
グッドウッド・ヒルクライムコースの世界初収録
パーツメーカーとの協業
月面の重力シミュレーションの実装
ビジョングランツーリスモ
これまでもグランツーリスモはシトロエンと共同でコンセプトモデル「GT by シトロエン」やレッドブル・レーシングと共同でフルオリジナルレーシングマシン「X2010」を製作してきたが、今作ではメルセデス・ベンツなどのカーマニュファクチャラーはもちろんのこと、シリーズ通して初登場となるベルトーネなどのカロッツエリア4社、さらにはグランツーリスモ4から再登場となるナイキ、異業種としては2社目となるジョーダン・ブランドが本作のためだけに特別に書き上げられたコンセプトカーが登場する予定であった。最終的に16ブランド・22台が出揃ったが、残りのブランドに関しては次作『グランツーリスモSPORT』以降に引き継がれる事となったため、今作には収録されない。
アイルトン・セナ財団とのパートナーシップ
FIAとのパートナーシップ
トラックパスエディター
前作のコースメーカーより進化した、現在はオンラインが使えないため利用不可
最初の車
最初の車は選べず、フィットRS'10一択
手伝ってくれる人も「まずはホンダフィットRS'10を購入してみましょう」と言ってくる
とある配信者はそれでエンディングを目指していた……