概要
かつて存在したフィギュアメーカー。
『東方Project』の完成品フィギュアが主力商品であり、同作のフィギュア化の先駆者的なメーカー。
会社存続中の『東方星蓮船』までの様々なキャラクターに加え、二次創作や書籍準拠の所謂2Pカラーのようなマニアックなものも発売していた。
アニメ作品では『ローゼンメイデン』や『とあるシリーズ』などのフィギュアをラインナップしていた。
2015年に、原型師のi-con氏が退職(同氏は現在フリーの原型師として活躍中)。
同時にデジタル原型師のアルバイトを募集するが、この頃から発売延期や中止が相次ぐ。
そして新製品の発売は2017年を最後に途絶え、業績悪化により2019年に倒産した。
余談
同社のフィギュアの特徴だった、イラスト的で抑揚のない顔つきは、フィギュアファンの間で「グリ顔」と呼ばれていた。
担当の原型師によって顔の出来にばらつきがあったが、東方フィギュアはほぼ全てがグリ顔をしていた。