概要
ケンチャコ大冒険とは 小学生向けのコンピューターゲームである。正式名称は「できる学習クラブ ケンチャコ大冒険」である。
小学生であるケンとチャコがモンモン(もんだいモンスターの略)のチャッピーとゴロちゃん博士と一緒にワイズランドを征服しようとするダークスの野望を打ち破るため、モンモン探しの旅に出るという物語である。幼稚園から6年生まであるほか、ローマ字や考える力などの番外編もある。20世紀末である1999年に発売され、以後も改良を続けながら発売された。最新版は2008年版である。
ルール
モンモンが出題する「もんだいクエスト」を解くと「モンモンカード」と呼ばれるモンモンの書かれたカードがもらえる。1つのもんだいクエストごとに1つの族があり、1つの族ごとに6匹のモンスターがいる。そのうち、6の倍数の1つ前にあたるのは銀色、6の倍数にあたるのは金色に固定されていることが多い(一部例外あり)。入手したモンモンカードはモンモンレースに出場させることができる。
ちなみに、難易度は「ふつう(レベル1)」と「難しい(レベル2)」に分かれているが、もらえるモンモンカードは6匹のうち、「ふつう」は前半の3匹、「難しい」は後半の3匹である(一部の問題クエストは例外)。「難しい」は一度でも失敗するとゲームオーバーになってしまう(「ふつう」は2問ミスまで許される)ので注意が必要である。
また、一部のもんだいクエストでは問題を解いた後にモンモンレースが行われる。この場合、問題を解いてもレースをクリアしないと勝利したことにならない。
なお、もんだいクエスト以外でも特別なモンモンを入手する方法がある。
登場キャラクター
・ケン
地球の日の出町に住む元気な男の子。
・チャコ
日の出町に住むしっかりした女の子で、ケンの幼なじみ。
・ゴロちゃん博士
猫の姿をした博士。なぜか彼の研究所に「ミエタ」の文字が書かれているが…。
・チャッピー
「もんだいモンスター」ことモンモンの1匹。嫌いな食べ物がなく、食いしん坊である。カード番号は常に「99999」となっている。ちなみに1年生編で初登場している。
・ダークス
ワイズランドを征服しようとたくらむ、正体不明の「悪知恵の神」。手下をワイズランドに送り込んで人間とモンモンの仲を引き裂こうとする。