概要
8周年シナリオイベント「星のおとし子、空のいとし子」に登場。
空の世界の調停という役割を担っている特殊な星晶獣。
レジェンドガチャでリミテッド武器『ディアテシア』入手で加入。
2000年前、空の世界に天司が生み出されたのとほぼ時を同じくして星の世界で作られた。
常に客観的・俯瞰的な立場による調停をなすため、またルシファーの目から隠すという目的のため、空の世界から隔離され、星の世界に隠されていた。
人物像
覇空戦争後の空の世界の調停には人間の感情を理解することが不可欠と判断し、空の世界を知るため天司長:ルシフェルの元へ写し身として顕現した。
そして、先に空の世界に存在していたルシフェルに自分に空の世界のことを教えるようお願いした。
ルシフェルに空の世界の文化を教わりつつ、自分自身でも空の世界に顕現して様々な人々や覇空戦争で傷ついた星晶獣に出会い、彼女なりに考えて調停を行っていた。
しかし、空の世界に長く滞在するうちに次第に「空の世界の進化」の影響を彼女自身も次第に受けており、これ以上留まることは平等で客観的な調停が出来なくなると判断し、ルシフェルに別れの挨拶を済まして写し身を消滅させ、星の世界に還っていった。
(それと同時にコスモス本体の意識が空の世界から切り離された。)
その後は星の世界から空の世界を見守っており、自身がいなくても空の世界の調停が出来るようにシステム「コスモス」を造り上げた。
空の世界には自身に代わって「御使い」であるユニを派遣し、空の世界の平和には「コスモスの調停」といずれ来る「特異点」のどちらが世界に必要なものなのか見極めようとした。
しかし、長い間様々な葛藤や迷いの中で調停を行ってきた星晶獣:コスモスは限界を迎えており、「コスモスの代行者」の一体であるジ・オーダー・グランデが特異点である主人公を「調停」として抹殺したことで復活する。
そして主人公が御使い:ユニの導きで「時の川」の冒険を巡って真実を知り、その上でコスモスの調停を覆すことを選んだため、空の世界に顕現した。
(星晶獣:コスモスには、一度だけ星の世界から空の世界に渡ることが出来るプログラムが仕組まれていた。)
そして、空の世界には「コスモスの調停」が必要かどうかを見極めるために、主人公、そして「ゾーイという存在として主人公のことを守りたい」と自分自身の願いが芽生えたゾーイに戦いを挑んだ。
主人公一行とゾーイとの熾烈な戦いの末に敗北を認め、空の世界を「コスモス」の調停から解放することを約束し、消滅した。
・・・が、消滅したはずのコスモスが少し縮んで主人公たちの前に再び現れることになる。
どういった経緯でそうなったのかは是非コスモスを仲間にしてフェイトエピソードで確かめてほしい。
容姿
容姿は、ゾーイとジオを足して二で割ったような顔立ちと髪型をしている。
左目が赤(ゾーイ)と右目が青(ジオ)のオッドアイである。
腿の近くまで伸びている髪の色も白(ゾーイ)と濃い青色(ジオ)をしている。
(イラスト下側の人物)
2000年前に派遣した自分自身の写し身は黒と白を基調とした鎧を身に着けており、比較的軽装である。
髪の色は青色の比率の方が多い。
星の世界にある本体は白とターコイズブルーを基調とした衣装を身に纏っており、露出が減った。
また、顔の半分をマスク(または仮面)のようなもので覆っているため表情が分かりづらい。
髪の色は白色の比率の方が多い。
「コスモスの代行者」
調停システム「コスモス」が空の世界の人々や様々な生き物の願いや感情を反映して生み出した存在。
代行者を介すことで星晶獣:コスモスは長い間、間接的に空の世界を調停することが出来ていた。
調停者であるジ・オーダー・グランデや、ゾーイ、そしてジオもこの「コスモスの代行者」のうちの三体であり、全員容姿が本体である星晶獣:コスモスによく似ている。
彼・彼女らは本体とリンクしており、コスモスに常に監視されている上に「感覚」を共有している。
また代行者自身にはコアがないため、コスモスのコアが消滅しない限りは死んでも復活出来る。
あくまで写し身のようなものであるため空の世界の調停という使命感はあるものの、基本的に明確な自我を持っていない上に、本体が消滅すれば代行者も一緒に消える。
ただし、コスモスから「自身と明確に違う存在である」と認識された場合には、写し身ではなく独立した存在になるようで、彼女が消滅したとしても共に滅びることがないようだ。
性能
奥義
エクリブリウム | 光属性ダメージ(特大)/自分のアビリティ再使用間隔を1ターン短縮 ◆アジャストヘイロー効果中、2回発動 |
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アビリティ
スウィープ・デトネーション | 敵全体に6回全属性ダメージ/強化効果を1つ無効化 ◆アジャストヘイロー効果中、奥義発動時に発動 |
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ブラストイレース | 敵に光属性ダメージ/連続攻撃確率DOWN(累積)/自分の奥義ゲージUP(20%) ◆アジャストヘイロー効果中、通常攻撃後に発動 |
アジャストヘイロー | 自分にアジャストヘイロー効果/即座に奥義発動可能/HPが最大値の半分になる/1ターンの間被ダメージ無効 ◆2回発動で他のアビリティが即時使用可能/同じダメージアビリティを連続2回まで使用可能追加 使用可能:5ターン後 |
サポートアビリティ
願いの続き | 敵の火・水・土・風・闇耐性を無視/敵の属性に関わらず弱点をつく/光属性キャラから回復や強化アビリティを受けるとアジャストヘイローの使用可能ターンと再使用間隔が1ターン短縮 |
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旅路への入り口 | アジャストヘイロー効果中、コスモスのHPが50%に近いほど光属性キャラの攻撃UP/防御UP/奥義性能UP/アビリティ性能UP |
3アビ発動中は、奥義+ディスペル効果を持つ1アビが2回発動するため、バフを貼って強化するようなレイドボスの能力をダウンさせる役割を持つ。更に言えば、通常攻撃時にも奥義ゲージアップの効果を持つ2アビが自動発動するため、奥義周回も容易に出来てしまう位には3アビの性能は高い。
ただし、3アビ発動には5ターン経過と言う条件があり、一度使用後には15ターンと言うリキャストタイムが長いという難点はある。
サポアビに関して言えば、敵の耐性を無視、弱点属性を突くというサポアビ1。コスモスのHPが50%に近ければ近いほどに光属性の味方を強化するサポアビ2という強力なサポアビを持つ。
(サポアビ2はHPが100%でも若干の強化がされ、そこからHPが50%に近づくと強化幅が上がる仕組。逆にHPが50%から下回ると強化幅が減ってしまうので、注意)
サポアビ1に関して言えば、敵の耐性を無視するという個所が四大天司HLのような属性を途中で変化するようなレイドボスに刺さることとなった。事実、同HLでは近年の事例で言えば光か闇で攻略するというケースが増えてきている。
コスモスHL
バトルシステムVer.2の高難易度マルチバトル。
Rank200以上・ダークラプチャー(HARD)クリア・メインクエスト第61章クリアで挑戦可能。
「レヴァンスシリーズ」に分類されるマルチバトルの一つであり、コスモスには光属性が割り振られている。
プレイヤーの行動や自身の特殊技・特殊行動に応じて変動する専用のゲージシステムを持ち、ゲージが極端に偏ると強制全滅技が発動する。
他のレヴァンスシリーズと同じく、討伐に成功すると一定の確率で「刻の流砂」やレヴァンスウェポンなどをドロップし、コスモスからは「シンメトリア」(刀)と「コンコルディア」(短剣)が入手可能。
『ぐらぶるっ!』には、コスモスと会えず寂しがるユニのためにゾーイがコスモスに扮するという形で反映された。
余談
- コスモスという名称自体はジ・オーダー・グランデ戦を通して入手可能な武器「コスモスシリーズ」にて早期から使われていた。
- ゾーイやジオを含むジ・オーダー・グランデも、自分達とは別にコスモスなる者が存在すると仄めかすような言い回しを使っていたことがあるため、「何らかの形でコスモス自体も登場するのでは?」と予想されていた中での登場となった。
- 上述のコスモスHLで使われるゲージは、コスモスの眼の色を反映したグラデーションで彩色されており、左端に近づくほど赤が、右端に近づくほど青が濃くなっていく。
- いちいちゲージを調整するのが億劫に感じるプレイヤーは多いらしく、日頃の鬱憤も込めて「左に偏るほど赤くなる」という仕様を揶揄する層もいるとかいないとか。