CV:谷育子(アニメ) / 野津山幸宏(ボイス付き試し読み動画)
概要
商店街で占い屋さんを開いていた老婆。本名はタケダミツエ。かつては「下町のゴッドマザー」と呼ばれていた。
人物
商店街で占い師をしている老婆。だが、その内容はほとんどインチキで、いわゆる霊感商法に近い。
表の顔と裏の顔の使い分けがうまく、例えば、除霊を求めてきた四谷みこ(よつや・みこ)や百合川ハナ(ゆりかわ・はな)の前では、優しい老婆を演じていた。
それでもこの老婆は、かつて「下町のゴッドマザー」という二つ名を持っていたのは伊達ではなく、みこに憑いている霊が(モヤ程度だが)見えたり、ハナが発する霊を誘引する生命オーラも見えたりする程度の霊能力は持っている。
しかし、自らの全盛期のパワーを詰めた、最強の数珠が、みこに憑いていた霊に破壊されたのを見て、何か吹っ切れたのか、田舎に帰り、息子夫婦のもとに身を寄せた。
アニメ版9話では、息子夫婦のもとで、農業に精を出している姿が紹介された。
だが、アニメ12話(最終話)で、みこが何らかの霊的に因縁に巻き込まれていることを察知し、霊能者として再び立ち上がることとなる。
なお、足を洗う直前、二暮堂ユリア(にぐれどう・ゆりあ)に弟子入りを申し込まれ、煩わしく思った老婆は、厄介払いのためにユリアに、眉唾の数珠を渡した。しかし、ユリアは、これを「弟子入りを許された」と思い込んだ。これをきっかけに色々(特にみこ関連で)勘違いによる、妄想の拡大が始まってしまうことになる。