サイフリート・ガスト
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さいふりーとがすと
『トーマの心臓』の登場人物。八角形で青いレンズのメガネがトレードマーク。
元シュロッターベッツ高等部の学生。
ユリスモール・バイハン(ユーリ)が心を閉ざす原因となった事件の張本人。その事件のため仲間と共に退学処分となった。
「悪魔的に頭の切れる奴」との事だが、酒・タバコ・バクチ・宗教を全否定するレポート・ボヤ騒ぎなど元々評判の悪い生徒であった。
ユーリは自分の心の中にある悪い種の方が彼に惹かれていたと語っているが、そんな陰の部分をつけ込まれてしまった。
退学後の消息は不明であるが、ギムナジウムから失踪したエーリクを迎えに行ったユーリはその帰途ギーゼンでサイフリートに再会する。サイフリートも微妙な表情をしていた所を見ると、彼にとっても然程良い思い出では無い模様。
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本編から数年後のオスカーがユリスモールへの長年の恋が実って恋人同士になったものの、三角関係に破れたエーリクは未練を持っていてその状況でサイフリートの昔話を聞かされる、っていう感じの話です。 去年、ポーの一族が宝塚で上演される際にトーマの心臓を読んで、トーマの心臓沼に陥りました。 サイフリートは本編ではあまり出てこない人物ですが、オスカーやエーリク、様々な登場人物がユーリに魅了されているのを見てサイフリートもその一人だったのではないかと考えて去年書いてみたものの供養です。 実験的なものですが、たぶん続きます。 追記:シリーズにしていましたが、IIをひとまとめにしました。たぶん気が向いたら続きを書いて修正版とすると思いますが、現時点では供養として載せておきます。3,295文字pixiv小説作品