概要
もりしげによる日本の漫画作品。『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、2012年7月号から2015年10月号まで連載。全8巻。
あらすじ
15年前、少子化極限の年の出生者“最後の世代”の花坂春。待望の初学園生活であるその高校には、姫城桜子、敷島桜花の3人だけの同級生で…!?
主な登場人物
花坂 春(はなさか はる)
本作の主人公。幼い頃から学園生活と同級生に憧れていた。姫城桜子からは「純真無垢」と評されている。
姫城 桜子(ひめしろ さくらこ)
花坂の同級生。かなりの毒舌であり、教師に対しても反抗的な態度をとる。
敷島 桜花(しきしま おうか)
花坂の同級生。感情が無いように見えたが、人付き合いが苦手で寂しがり屋。
セリシール・ハナミズキ・コレット
外国人転校生。
唯野(ただの)
3人を受け持つこととなったクラスの担任。面倒見は良いが羽目を外すことが多い。流暢な日本語を話すが実は外国人で、本名は「ピエール」。
橘 菊花(たちばな きくか)
体育の教師。かなりの世話好きかつ出しゃばり。小柄で童顔であることにコンプレックスを持っており、すぐ自虐に走る傾向にある。
世界観・用語
日本の人口が少子化極限に達した15年前、多くの富裕層は海外に逃げ、国土は移民に占拠され、国外資本に食い荒らされた。その後、宮城は京都に移転し、東京は実質租界状態になってしまい、日本語も通じない。