鉄血戦艦ザイドリッツ、上官殿に敬礼ッ!
この姿にはまだ不慣れなれど、本日より母港にて我が大義のために、粉骨砕身で精勤させていただきます!
プロフィール
レアリティ | SSR |
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艦種 | 巡洋戦艦 |
陣営 | レッドアクシズ・鉄血 |
艦級 | (同型艦なし) |
イラストレーター | hou |
CV | 津田美波 |
入手手段 | イベント「吟ずる瑠璃の楽章」限定建造(2022/04/27〜2022/05/13)、同復刻(2024/06/20~27) |
自己紹介 | 鉄血所属、巡洋戦艦ザイドリッツです! 不屈は我が名誉、戦果は我が栄光、そしてこの母港では上官殿の刃となりて活躍せん! 上官殿、ご命令を! |
公式紹介文 | 正義感が強く真面目な性格で、上下の立場を大事にする軍人系な気質をもつ。自身の思惑より、「上官殿が望んでいるかどうか」を行動基準とする一面があり、命令通りできていただろうかと不安を感じることもしばしば。 |
概要
元ネタは1913年に建造された巡洋戦艦。
未成となったアドミラル・ヒッパー級の4番艦に名前が継がれており、アズールレーンではヴェーザーとして実装されている。
ピンクの短髪に軍帽、軍服と軍人のような風貌。
マントを羽織り、足にはブーツ、右手には剣を持っている。
イラストレーター本人から設定画も公開されている。
性格は真面目で実直。やや癖の強い性格の多い鉄血陣営では中々珍しい人物。
軍人らしく指揮官を「上官殿」と呼び、秘書官としての仕事も真面目にこなす。
ただ、常に上官の行動を気にするために若干自己評価が低く、自分のことを大事にできていない場面も見られる。
ケッコン後は自分の思うままに振舞うように考え、可愛らしい一面を見せてくれるようになる。
着せ替えは永き世の招き(ヴァンパイア)衣装『闇滅の系譜』。
黒い洋服につばの付いた黒い帽子を着用。手には鎖状の武器を持っている。
ヴァンパイアハンターという設定。戦闘開始時の台詞は「滅びよ!ここはお前たちの住む世界ではないッ!」とどう見てもこの人を意識している。闇堕ちフラグの台詞もあるし。
性能
巡戦としては火力は上位の高さで耐久は平均並み、それ以外の能力は低め。古めの建造時期を考えれば納得のいくステータスではある。
兵装2は砲座が2で兵装3には駆逐砲が積める。ただしリュッツォウと違いこちらは兵装2に駆逐砲も積める(リュッツォウは軽巡砲のみ)。
スキル
- 揺るがぬ勇気の決意(攻撃)
1 | 戦闘開始時、味方艦隊に鉄血艦船が2隻以上いる場合、自身の火力・装填が6.0%(MAX18.0%)アップ |
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2 | 戦闘開始時、自身の耐久の上限値を占める割合が高ければ高いほど、自身の1回目の主砲装填時間を短縮させる(最小20%・最大50%(MAX80.0%)まで) |
3 | 戦闘中、味方主力艦隊の鉄血艦船が受けるダメージを20.0%(MAX60.0%)肩代わりし、更にこのダメージを10.0%(MAX20.0%)軽減する。この効果はスキル【沈まぬ篤実の栄光】の攻撃回避発動後無効になる |
(1)他に鉄血艦がいれば火力アップ
割合は最大18%と高く、戦艦に負けず劣らずの火力を発揮できる。
(2)自身の残り耐久の割合に応じて最初の装填時間軽減
ほぼ開幕で主砲を出せ、装填が低いザイドリッツにとってはダメージを稼ぐ手段となりえる。【伝承艤装-ザイドリッツ】の弾幕と合わせれば開幕から敵に大ダメージを与えられる。
(3)鉄血主力のダメージ肩代わり
シンプルに他の主力を守ることができる。耐久が減ればスキル2で肩代わり以外の自身へのダメージをある程度減らせるようになるのも強み。
なおスキル説明にあるが、【沈まぬ篤実の栄光】の(1)が発動すると無効になる。
- 沈まぬ篤実の栄光(防御)
1 | 自身が戦闘不能になるようなダメージを受ける場合に一度だけ発動する。自身は戦闘不能にならず、10秒間自身が受ける全ての攻撃を回避し、さらに自身の耐久の上限値の12.0%(MAX22.0%)回復する。この効果が発動した場合、戦闘終了まで自身が受けるダメージを5%軽減する |
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2 | 戦闘中、自身の耐久の上限値を占める割合が高ければ高いほど、自身が与えるダメージが上昇し(最大12.0%・MAX20.0%)、低ければ低いほど、自身が受けるダメージを軽減する(最大12.0%・MAX20.0%)。ただしこの効果はスキル【揺るがぬ勇気の決意】による身代わりダメージを軽減できない |
(1)戦闘不能回避
飛龍の【飛龍ハ健在ナリ】に似るが、こちらは回復してダメージ軽減を得るという効果。
(2)耐久割合に依存した火力向上&ダメージ軽減
高ければスキル1の装填短縮と合わせて開幕の一撃を大きくできる。逆に低ければダメージが減り、生存能力を上げられる。(1)の戦闘不能回避が発動するとダメージ軽減も入るのでますますしぶとくなる。
- 伝承艤装-ザイドリッツ(支援)
1 | 自身の主砲攻撃時、特殊弾幕Lv.1-10を展開する |
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2 | 戦闘開始時、自身が旗艦ではなくかつ旗艦が【伝承艤装】艦船である場合、旗艦の耐久の上限値が占める割合が高ければ高いほど、旗艦の一回目の主砲装填時間を短縮させる(最小20%・最大50.0%(MAX80.0%)まで) |
(1)主砲時弾幕
人型狙い、榴弾属性の投射弾を8発放つ。弾幕は確定発動なので使い勝手が良く、人型を自動で狙うので僚艦に置いても支障はない。
(2)味方の【伝承艤装】持ち旗艦の装填短縮
効果量は自分のものと同じ。対象はリュッツォウかテューリンゲンの二択となる。
この二人は十分な火力を持つので装填を短縮できる恩恵は大きい。また、リュッツォウは先にダメージを与えれば【伝承艤装-リュッツォウ】でザイドリッツの攻撃を自分の戦果にして【お楽しみのハンティングタイム】を早期発動でき、テューリンゲンも【摂理の流星】の弾幕を早期に撃ってダメージアップ効果を発動できる。
運用考察
少しタイムラグがあるが開幕主砲持ち・火力以外のステータスはパッとしないがスキルで補う、という点ではリュッツォウとそっくり。
旗艦にはリュッツォウかテューリンゲンを置きたいが、鉄血艦の常でビスマルクと併用できないのは痛い。Zweiや専用装備をつけたティルピッツなら競合しないので、鉄血で固めるならそちらを推奨する。
また、ザイドリッツ自体の耐久も主力としては低めで、軽減があるとはいえダメージ肩代わりもしているとあっという間に倒れてしまう。鉄血主力は1人だけにしておくのが無難だろう。
どのスキルも体力の割合が関わるので、回復役のキャラクターは欲しいところ。
おすすめは開幕航空攻撃を持ち、かつ主力を回復できるパーシュース。リュッツォウを旗艦に据えて開幕でぶっ放せばたいていのエリート艦隊は死ぬ。
道中、ボスの両方で活躍できる性能を持っているが、一番輝くのは演習時。
開幕主砲+弾幕や、戦闘不能回避によるしぶとさにより高い性能を発揮する。さらにリュッツォウかテューリンゲンがいればもう一発主砲が飛んでくる。
対空が低く、装備補正も少な目なので航空には弱い。「伝承艤装」持ちは皆対空が低いのでこの辺は編成で補填してあげたい。逆に防空が必要のないステージでは駆逐砲を載せて火力増強に繋げられる。
ちなみにザイドリッツはユトランド沖海戦で適切なダメージ・コントロールを成したと言われ、耐久の割合を参照するのはこれが元となっていると考えられる。
また、この戦いでは数多くの攻撃を受けながらも生還しており、これがスキル2の戦闘不能回避の元と言える。
関連イラスト
関連タグ
ヴェーザー:「ザイドリッツ」の名前を継いだ艦。リュッツォウと違って特に言及はない。
- イベント「吟ずる瑠璃の楽章」で実装されたKAN-SEN