パーシュース(アズールレーン)

ぱーしゅーす

パーシュース(英仙座)とは、ゲーム「アズールレーン」のキャラクターである。

「早起きの鳥は虫を捕らえる」っていうけど、指揮官は…そうね、餓死するってオチじゃない？

CV:大空直美

イラストレーター:KIn

概要

ロイヤルに所属する軽空母。2020年7月23日～8月6日まで行われたイベント「極夜照らす幻光」にて実装された。

レアリティは最高の★3。イベントの期間限定建造にて手に入れることが出来た。恒常ガチャにはまだ実装されていない。

元となった艦船はイギリス海軍に所属していたコロッサス級航空母艦4番艦のパーシュース。艦名はギリシャ神話にてかのメデューサを討伐した英雄ペルセウス(Perseus)から。大陸版での名称「英仙座」も同様の意味である。

本作の中では航空母艦としてカテゴライズされているが、史実では就役が間に合わず、姉妹艦のパイオニアと共に建造中に航空母艦から航空機整備艦に変更されているため実戦経験はほぼ無い。

容姿

長い桃色の髪を長いツインテールにした少女。白いドレスを着用しており、腰の部分からは純白の翼のような装飾が伸びている。本作に出てくるキャラクターにしてはかなり露出度が抑えられている方ではあるがそこはアズールレーン、軽空母とは名ばかりの立派な胸部装甲の上部が大きく開いた胸元から露出している。彼女の後部に浮かぶ金色の天球から伸びた飛行甲板と手に持つ黄金の槍が艤装となっている。

また、彼女の傍にフクロウが飛んでいるのは、神話にてペルセウスにメデューサ退治の武器のひとつとして鏡の盾を与えた戦いの女神アテナのシンボルの1つがフクロウであることに由来すると思われる。

性格

少しばかり卑屈で皮肉屋。感情表現が苦手であり、「グータラな猫」「打ち上げられたアザラシ」など、婉曲的な言い回しや「早起きの鳥は虫を捕らえる」といった諺を多用する。しかし、決して性格が悪い訳ではなく、根は素直でいい子。ミスをしてしまった時はきちんと謝っている。彼女自身も皆と仲良くしたいのに素直になれないことで悩んでおり、卑屈な性格はここから来ているものと思われる。

指揮官に対しても素直になれないが、好感度を上げていくことで彼女の本心を垣間見ることが出来るようになり、愛まで達すると頑張って指揮官に本心を伝えようと頑張る可愛らしい姿を見ることが可能。ケッコン後のEXボイスは一聴の価値あり。

性能

これまでに実装された空母とは一線を画す特殊なスキルを持つ。

• ニュム・スクランブラー

航空攻撃の装填時間が90%も伸びる代わりに、航空攻撃を最大2回ストックした状態で戦闘を開始でき、さらに航空攻撃が行われる度に前衛艦隊を1.5%(MAX7%)、主力艦隊を1%(MAX3.5%)回復させる。

• アテネ・カタパルト

戦闘開始から12秒毎に、シーホーネット/TBFアベンジャー/ファイアフライからランダムに1種類で編成された攻撃隊による特殊航空攻撃を行う。

• ハデス・リペアラー

自身の攻撃隊上限が3になり、戦闘中40(MAX20)秒毎に所属艦隊の艦船の耐久が1.0%回復する;

自身が所属している艦隊以外の艦隊の戦闘開始時、【自身が戦闘可能である限り、戦闘開始20秒後、戦闘中の前衛艦隊の耐久を1.0%(MAX3.0%)回復する】効果を展開する。

見ての通り、それぞれが非常に強力なスキルとなっている。特筆すべきは第1スキルのニュム・スクランブラー。

装填時間がほぼ倍になるというデメリットこそあれど、開幕から航空攻撃を最大2回分ストックできるというのは非常に大きな強み(開幕から航空攻撃を2回ストックできる空母は現状パーシュースのみ)。さらに航空攻撃を行うことで、前衛艦隊だけでなく主力艦隊まで回復することが出きる。

このスキルによって、開幕で航空攻撃を2回連続で使用することで速攻をかける、温存して敵弾を打ち消す為に使う、同じく温存して、艦隊がダメージを受けた際にヒーラーとして使うなど、臨機応変に戦うことが可能。

第2スキルのアテネ・カタパルトもやはり強力。12秒毎という短いスパンで全体攻撃を仕掛けてくれるため、雑魚掃除に非常に役立つ。何より空母の多くが航空攻撃が装填されるまでは敵の航空攻撃の迎撃しかできないのに対し、待機時間中でも自動的に攻撃してくれるのは大きな魅力。同様の理由で航空攻撃のストックも行いやすい為、ニュム・スクランブラーとの相性もいい。

第3スキルのハデス・リペアラーも、地味ながら艦隊全体を回復してくれる上に、所属していない艦隊にも効果が及ぶため中々に心強い。また、航空攻撃のストック数の上限が3に増えるため、ニュム・スクランブラーと組み合わせることで前衛艦隊なら21%、主力艦隊なら10.5%一気に回復させることが出来る。

欠点としては長期戦に向かないこと。攻撃力自体は決して低くはないが、やはりエンタープライズなどの純アタッカー系空母と比べると見劣りしてしまう。ニュム・スクランブラーの影響で装填時間が伸びてしまう事もあり、戦闘が長期化しやすい敵主力艦隊との戦闘には向かない。どちらかと言えば道中向きの性能。また、戦闘機の攻撃力補正が100%と空母の中でも低め。対空機銃の補正は110%と空母の中でもトップクラスとなっているが、対空に関してはあまり得意ではないことも注意。

余談

• スキル名はギリシャ神話に登場する神々の名前やそれに関連するものから取られている。ニュムは恐らく山や川、森や谷を司る女神ニュンペーの別名ニュ厶ペーから、アテネは上述した女神アテナの名を冠する街、ギリシャの首都アテネから、ハデスはクロノスの息子である三兄弟のうちの1人であり、冥府を治める神である冥府神ハーデスから。
• 実装から暫くしてアズールレーン公式のTwitterから、パーシュースちゃん兵器実験シリーズというタグと共にパーシュースが航空機を操作するという謎の透過素材が配布された。

関連イラスト

オリジナル

パーシュースbyraru。

ナーセリー勤務タイム

関連タグ

アズールレーン ロイヤル 航空母艦 ギリシャ神話

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