概要
ボンゴレファミリー独立暗殺部隊ヴァリアーの首領であるXANXUSとNo.2のS・スクアーロのカップリング。
XANXUSが16歳、スクアーロが14歳の頃に出会い(アニメ版はマフィア関係者が集うパーティ)、その際スクアーロがXANXUSに対し「一目見て敵わないと悟った」「“怒り”に惚れた」ことから主従関係となる。
以後スクアーロはXANXUSがファミリーのボスになれるようにと願掛けで髪を長く伸ばし続けており、XANXUSが氷漬けにされた8年間も、そして10年後の未来でも願掛けは変わらず続けられている。
「VSヴァリアー編」の雨の守護者戦においてスクアーロが敗北し、鮫に食い殺された(かのように思われた)際、XANXUSは彼を嘲笑し「過去を一つ清算できた」と発言するなど、スクアーロの忠誠心は報われることがないように思われた。
しかし「10年後の未来編」では強い信頼関係ができていることが見受けられ、隊員がスクアーロにXANXUSの食事の世話について指示を仰いでいることや、アニメ版では「スクアーロ隊長がいないとボスを抑える人がいない」というベルフェゴールの言葉からも、10年の間に徐々に関係が積み上げられた様子であった。
未来編での記憶が現在のXANXUSとスクアーロに共有された後の「虹の代理戦争編」においては、スクアーロがイェーガーに心臓を貫かれた際、XANXUSは全身に古傷の火傷痕が浮かび上がるほど大激怒し、マーモンに怒鳴るなど、スクアーロの存在に対する大きな心境の変化が見受けられた。⇒「標的398ショック」
公式ガイドブックのプロフィールによると、XANXUSの趣味は「スクアーロいびり」、スクアーロの嫌いなものは「XANXUSのご機嫌とり」「XANXUSの甘え(character's 365)」。
スクアーロはXANXUSから、頭を机に叩きつけられる、グラスを投げつけられる、髪を引っ張られる&抜かれる、耳に食物を挿れられる等の暴力を日常的に受けており、こうした一連の行為をファンがDVと呼ぶ傾向にある。
なおスクアーロも口では言い返したり、堪り兼ねてやり返そうとする場面も稀にあるが、これ以上被害を拡大させたくない周囲に止められる場面が多い(XANXUSの暴力は機嫌が悪ければ誰にでも向くことと、スクアーロ含め血の気の多いヴァリアー幹部同士での日常的流血沙汰も多いのでさほど深刻な問題ではない様子)。
年齢について
XANXUSは現在24歳、10年後の未来編では34歳、スクアーロとの出会いは16歳である。
スクアーロは現在22歳、10年後の未来編では32歳、XANXUSとの出会いは14歳である。