シャトーブリアン(コロッケ!)
しゃとーぶりあん
バンカー達による悪の軍団「シャトーブリアン軍」を率いてバンカー中心の世界を作ろうとしている男。怒りを抑えられない癖を持ち、過去に数度災いを引き起こしている。
更に自らの体内にバンカーを取り込む「王家の烙印(ブランド)」という能力を持ち、取り込んだバンカーの能力を使用する事ができる。初期はカラスミとタロを取り込んでおり、前者の「究極武装」と後者のダジャレを使いこなす。
10数年前、グランシェフ王国の王子、そしてバンカーとして産まれた(それ故か、容姿はリゾットと瓜二つ)為、再び災いが起こる事を懸念するも王妃の懇願を汲んだ国王によって普通の人間として育てられる。
その不安は的中し、5年後に弟のミスジの方が心優しい為国王に相応しいと立ち聞きしてしまった事でミスジと母を自ら折った石柱で潰し殺害(しかし影でシャトーブリアンも悲しんでいた)。妻とミスジを失い、悲しみにくれる父王の意向により、城の庭番(以下、義父)と共にグランシェフの事を忘れて遠くで生活する事となったが、酒に溺れた義父にバンカーである事がばれて「バンカーはこの世にいてはいけない存在」と罵倒され家と共に殺害した。
そして現在、バンカーを含む全人類に自らが王になる事を納得させる為に第2回次の王様だ~れだ大会を開催し、自身も参戦。
先祖であるリゾットを祖父と称し、「本格化」する事と仲間に引き入れる事を待ち望んでいる。
戦いの中で更に不死身のフォンドヴォーと再生&変身能力のアンチョビを取り込んだ。
大会終了直前、誰よりも多くのポイントを稼ぎコロッケとリゾットが消えた事で自身の優勝を確信すると全国民に新たな王の誕生を宣言したが、コロッケとリゾットが融合したコロットに圧倒され、コロットから本来の力を出してない事を見抜かれる。
その直後に父王が現れ、幼い自分を追放した事の謝罪に怒る形で覚醒。コロットを庇った父もバンカーであり、幼少期は力の暴発を制御できなかった事を知るが、バンカーの力を隠していた事に失望。更にコロットが消えた事で増長し、苦戦の末にT-ボーンを下した所で大会が終了して優勝。
その時、体内に取り込んだバンカー達が融合した「コロリゾフォンタロタラチョビフクー」に圧倒されるが、すぐに融合が解けコロッケとリゾットとシャトーブリアンは本格化して全快。
リゾットとの一対一の激闘の中でリゾットには愛する祖国を守りぬく魂を感じる一方、自身は体内に居る何者かの介入で復讐に駆られていた事に気づく。
そうした負の感情から解放され、全力でリゾットとの戦いに心躍らされたが何者かに用済みと判断されて消し去られてしまった。リゾットも自ら道連れとなり…