概要
怪盗ジョーカーの登場人物、シャドウ・ジョーカーとジョーカーのカップリング。
※腐向けカップリングであるため作品投稿の際は作品名ではなく怪盗JK【腐】タグとの併用を推奨。
アニメでの二人の絡み
アニメ版での二人の出会いは6話「影は舞い降りた」本編中にてシャドウはジョーカーに対し「いずれ名前だけじゃなくお前のすべてを奪ってやるぜ」といった発言をし、少なからず視聴者を騒然とさせている(原作でも発言している)
実は二人は既に幼少期(アニメ版25話)に一度顔を合わせており、幼い頃のシャドウ(シアン)は馬車で幼い頃のジョーカー(ジャック)と和やかに会話をしたり、彼に無理やり衣服を交換させられ、それを見た妹のローズに「双子みたい」と発言された時に「そ、そうか?」と照れるような表情を浮かべたりと、その日に出会ったばかりであったにもかかわらず、二人は仲の良い友達となった。
しかし、その日のうちにシアンとローズの暮らす魔女のかくれ村がプロフェッサー・Cの部下に襲撃された際、シアンは敵からの銃撃により川に落下し、行方知れずとなってしまう。その際、ジャックは左目に銃弾を受け、怪盗となった今も消えずに残っている傷跡となったのだが、シアンもその後プロフェッサー・Cに引き取られた際にはジャックと同じ左目に二本の傷を受けている。
アニメ版47話「漆黒の闇へようこそ」では、ジョーカーと勝負をするため待ち合わせ場所に30分も早く訪れては連れて来ていたローズに分刻みで時間を訪ねる、ジョーカー本人が体調不良のため勝負に来られない事を知ると落ち込みながらその辺の草を引っこ抜く等、ジョーカーへの入れ込みようが顕著になっている。また、勝負中に起きたトラブルにて狭い箱の中に二人が逃げ込んだ際、指先でのの字を書きながら「その・・・なんていうか、お前のトリックってやつは、中々ダークオブダークネスなところも・・・あるからな」と照れつつも珍しく彼なりにジョーカーを褒めるような発言をこぼしている。※ただし、その発言自体はジョーカーの耳に届くことはなかった。が、相手の反応を待っていた時に見せるシャドウの焦れた表情は必見である。
アニメ版52話のシャドウは、クイーン伝いにてジョーカーのピンチと聞いて快く助けに応じてくれたりしている。その際「なにがジョーカーのピンチだ、あいつをピンチにさせるのはオレだけだ」等という発言をしている。
小説版での二人の絡み
福島直浩著のノベライズ版では度々挟まれる二人の会話のうち、特にジョーカーの発言がファンの心をくすぐっている。ノベライズの「追憶のダイヤモンド・メモリー」では「シャドウ、お前はオレにとって大切な男だぜ・・・・・・」と発言していたり、「銀のマントが燃える夜」では「シャドウは困ったことに、オレと戦う事が何より大事なヤツなんだ」といった発言をしたりしている。その前後のシーンも二人が互いに相手を信頼しているといった状況が描写されている。
シャドウにスポットが当たる「闇夜の対決!ジョーカーVSシャドウ」では、シャドウが「これからも貴様を全力で追い詰め、いつか必ずオレのもとにひれ伏せさせてやる。それが影であるオレの生きざまだ!」と宣言していたりする。福島氏はシャドジョの回し者か何かか。
ミステリアスゲームBOOKでの絡み
BANDAIから発売されたゲームブックでは、なんとシャドウが拠点にしている古城の2階にある一室に「ジョーカー研究室」と呼ばれる部屋を作っている。室内にはジョーカーの発言や行動が書かれた記事や雑誌、ジョーカーの写真などが、たくさん壁に貼られているといった描写が書かれている。正直に言うと完全にストーカー部屋のそれである。
余談ではあるが、アニメージュ2015年5月号掲載の声優対談の記事にてスペード役の下野紘の「実はシャドウって、ジョーカーのこと大好きでしょ(笑)」といった発言に対しシャドウ役の斉藤壮馬は「そうかもしれません。(笑)「オレは影だ」ってことは、「お前がオレにとっての光だぜ」ってことですもんね。」と返している。