「夢? それはなに? ケイブリス様、いつもそこだけボカす……」
概要
シャリエラとは「RanceⅩ-決戦-」と「鬼畜王ランス」に登場するキャラクター。フルネームはシャリエラ・アリエスだが、pixivではシャリエラのタグで作品が投稿されている。
最初に登場したのは鬼畜王ランスで、正史ではRanceⅩ-決戦-に登場。外見のデザインはそんなに変わっていないが、設定が少々違っている。
RanceⅩ-決戦-では
正史では「RanceⅩ-決戦-」で登場。
幻の都シャングリラにて、デスココ387世が悪魔バンオペタと契約した際に、三つの願いの一つとして生み出されたホムンクルスの娘。同じ契約の願いにより生み出された33人の姉がいるが、シャリエラは姉たちと違い仕事も奉仕も戦闘も望まれることはなかった。シャリエラはそれは自分が役立たずだからだと思っている。そのため、淡々とした性格をしていて、自分は人形だから感情は持たないと言っている。
魔軍の侵攻によりシャングリラが陥落したとき、デスココ387世はシャリエラの目の前でメディウサに殺され、生き残ったシャリエラはその後、メディウサに仕えていた。ちなみにシャリエラは人形のため、人間嬲りが大好きなメディウサもそういった面ではシャリエラにまったく興味を示さなかった。
ランスによってシャングリラが襲撃された後、脱出したケイブニャンと共にケイブリスのもとに向かう。そのときシャリエラは他の魔物や人間と違って、ケイブリスの恐瘴氣に平気なことが判明する。そのことでケイブリスに面白い奴と気に入られ、小間使いとしてケイブリスに仕えることになる。
ケイブリスの恐瘴氣が平気なことや、ケイブリスの言葉に淡々と真面目に答えるため、ケイブリスからはたいそう気に入られて、酒の酌を任されたり、過去話を聞かされたりしていた。
第一部でシャリエラルートを選んだ場合、フェリスから真実を知らされる。シャリエラはデスココ387世が契約の願いにより悪魔バンオペタに特別に作らせた、デスココの死んだ愛娘を模したホムンクルスであり、召使いとして生まれた他の姉たちとは生まれが違っていた。デスココ387世にとってシャリエラは娘同様であり、シャリエラに仕事を何もさせなかったのはそのためである。だが、デスココ387世がシャリエラに存在の意味を伝えないまま殺されたため、シャリエラは深く心を閉ざしてしまうことになった。
自分が望まれて生まれたことを知ったシャリエラは歓喜して涙を流し、初めて人間のような感情を見せた。
シャリエラの持つ力は、対象を絶好調にする力であり、自身に使い続ければケイブリスの恐瘴気の影響を受けずに耐えることができ、 他人に使えば必殺技が撃ち放題になる絶大な効果を発揮する。
第二部では、復活をとげた『ケーちゃん』ことケイブリス、そしてケイブニャンとケイブワンと共に闘神大会で登場する。そのときのシャリエラは、元来持っていた感情と人間味を取り戻した、とびきりの笑顔を見せていた。
鬼畜王ランスでは
砂漠の中央にあるシャングリラで暮らすルチェ・デスココ387世のハーレムにいる人形の女の子。素直な性格だが、少々ドジなため、他の人形たちにいじめられている。しかしシャリエラは他の人形たちを「お姉様」と呼んで尊敬している。
ランスにデスココが倒されて死んだときに、他の人形と一緒に死ぬはずだったが、ランスが魔法ランプの力を使い、シャリエラを人間にしてくれと願ったことで人間となる。その後はランスのハーレム入りをして、シャングリラを拠点とするための情報(ハウセスナースの存在)を提供した。
人間になった後は、表情豊かで好奇心旺盛な少女になる。なんにでも興味を示し、特に魔法ビジョンが大好きで、ランスから夜伽の呼び出しがあってもつい番組に没頭して遅刻してしまうこともあった。
しかし、10ヶ月間セックスしないと警告イベントが発生し、それでも抱かないとその2週後に再び人形に戻ってしまうので注意すること。