概要
インド神話に登場するリシ(聖仙、聖賢)、あるいは神々の一柱。
スクラチャリヤ、ウシャナー、ウシャナスシュクラとも呼ばれる事もあり、漢字では「戌羯羅(じゅつきゃら)」と音写される。
その名は“純潔”、“鮮明さ”、“清浄”、“白”を意味するとされる9の天体、若しくはそれらを司る神々“ナヴァグラハ”の一員である金曜日と金星を司る神で、駐豪では西方太白星と同一視される事もある。
アスラを教導する役目を担うアスラグとも呼ばれる存在であり、それ故にアスラたちの王ヴリシャパルヴァンやマハーバリに従事した事もあるといわれ、死者を蘇らせる秘法を持っているとされている。