概要
創業者のジョン・ウォーカーが最初に売り出した(正確な販売開始年は不明)が、息子のアレクサンダーが卸売り業に重点を置くことによって世界中に売り出され、現在では200以上の国々で年間1億2000万本売り上げるというシェアNo.1を誇る。日本では基本的に品種名より、ラベルの色で呼ばれることが多い。(例:「ジョニ黒」「ジョニ赤」)
品種
- ヤング
1906年オール・ハイランドの名で発売、1909年に白ラベルに改称、1911年に廃止された廉価モデルで現存しない。
- none given
1906年スペシャルオールド・ハイランドの名で発売、1909年に赤ラベルに改称された普及モデル。日本ではジョニ赤と呼ばれる。
- トリプルグレーンアメリカンオーク10年
2017年に限定発売。白とベージュのツートンカラーラベル。
- 12年
1865年ウォーカーのオールド・ハイランドとして発売、1906年にエキストラ・スペシャルオールド・ハイランド、1909年にブラックラベルと改称。日本ではジョニ黒と呼ばれ、1980年代頃まではかつて大卒初任給の2か月分に相当する価格で売られ、高級ウイスキーの代名詞的存在だったほどであるが、実はこれでも中級モデル。
- スイング
1932年発売。黒ラベルと同じ12年ものだが、船の中でも倒れないよう、おにぎり型の特殊な瓶を採用。
- 15年
1997年発売で唯一のヴァデッドモルトウイスキー。グリーンラベルであることから日本ではジョニ赤やジョニ黒にならってジョニ緑といわれるが、正式な名称はピュア・モルトである。2013年に生産終了。
- 18年
1992年発売。別名ゴールドラベル・リザーブ、ジョニ金。他にプラチナム・ラベルもある。
- ベリー・オールド
1992年発売の50~60年もの。別名ブルーラベル、ジョニ青。当社のフラッグシップモデルである。