解説
メインストーリーの開幕にて、主人公ロッカーが自分ROCK探しの旅からMIDICITY郊外の実家のスタジオに帰ってきたところ、ラメカに続いて出てきた自称妖精(だがどう考えても幽霊)。
一人称は「ぽっくん」、語尾は「でしゅ」。
かつては69年前の伝説のフェスGURF(ギャラクシー・アルティメット・ロック・フェスティバル)のステージに立ったギタリストだった。
しかしその演奏中あまりにエキサイトし過ぎて魂がスポポポポーーンと抜けてしまったのだが、再度GURFのステージに立ちたいという思いの強さゆえに成仏できず、もう一度GURFを開催することができる者を探して魂だけでMIDICITYを彷徨い続けていた。
そして帰ってきたロッカーを見て実家のアンプに取り憑いたのが今の姿である。
アンプなのは「実体がないとラウドな声が出せないから」。初対面の相手(だいたい音楽関係者)からはスピーカーと呼ばれることもあり、アンプ内蔵スピーカーだと思われる。
ロッカーはジーペの提案に乗ってスタジオを継ぎ、GURF再開催と生まれ育った街の復興を手掛けることになる。
本編ではギターを練習したり腕前を披露する場面は今のところないが、ローディング1コマ漫画では一応弾いている絵もある。
アニメでは
アニメ『SHOWBYROCK!!STARS!!』では巨大化してダークモンスターのようになっていた。
かなり正気は失っているようで攻撃もしてくるが音楽を聴きたいという思いがあり、演奏中もしくはこれから演奏する気満々のバンドは攻撃しなかった。
ただし演奏を途中で止めたり逃げ出そうとすると攻撃してくる。
最終回ではフェスの参加全バンドの曲を聞いたことで満足して成仏した……かと思いきや、まだ聞き足りないらしくアンダーノースザワのスタジオにゲーム同様の小さい姿に戻り正気も取り戻して居ついていた。
またゲームにはまだ出てきてない生前の姿も初公開された。
作中ジーペにバンドマンが拐われ行方不明になっているような噂が立っていたが最終回でその辺がどうなったのかは描かれず詳細は不明のまま。
おそらく世界観的に死んではいないと思われるが、考えられるとすれば
- 攻撃されて逃げたバンドマンが一時的に行方不明になっていた。既に戻ってきているが噂に尾ひれがついて広がったまま
- 本能的にGURFを開催するためのバンドマンを集めて能力で拘束していた。描かれてはいないが最終回で正気に戻って解放された。
辺りだろうか?