鉱物としてのスフェン
原石は「チタン石」、英名はタイナイト。チタンを含むことからチタナイトとも。
宝石名として「スフェーン」と呼ばれることも多い。
結晶の形が楔(くさび)に似ており、「楔」を意味するギリシャ語の「Sphenos」から名付けられた。
高い屈折率・複屈折性を持ち、赤や橙、黄や緑などの強い分散光(ファイア)を放つがモース硬度は5～5.5。強い劈開を持ち、耐久性も高くはない。
美しい石だが取り扱いには注意が必要。
『宝石の国』の登場人物としてのスフェン
| 硬度 | 五 |
|---|---|
| 担当 | 意匠工芸担当(元見回り担当) |
| 一人称 | 俺 |
| モデルと思われる鉱石 | チタン石 |
| 声優 | 生天目仁美 |
三つのおさげで緑の混じったオレンジの長髪。
工芸意匠担当。コツコツした地味な作業が好きな宝石。見回り担当では、ペリドットとペアを組んでいる。
女性的な外見である一方、一人称は「俺」で男性的な砕けた口調で喋る。宝石たちの中では年長組であり面倒見の良い性格。年下の宝石はみんなかわいいと思っている。
過去にトパーズと組んでいたが、ペリドットの相方であったブルーゾイサイトと同じタイミングで月人に連れ去られてしまった。
次第に相方のことを忘れていく自身の在り方について疑問を抱き先生の元を訪ねた際、丁度ペリドットも同じ葛藤を抱いて訪ねて来たのをきっかけに、ペリドットとコンビを組んだらしい。
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